Q1.試験日はいつですか?

商工会議所の検定試験は、試験日が全国各地で同一日に施行する統一試験と、各ネット試験会場が独自に試験日を設定できるものがあります。統一の試験日で行われる検定については、検定試験カレンダーをご覧ください。
また、各ネット試験会場で試験日を決定できるネット試験については、各ネット試験施行機関でご確認ください。

Q2.受験するための条件はありますか?

商工会議所の検定試験では、学歴、年齢、性別、国籍は一切問いません。
DCプランナー1級や日商マスターなど、一部の上級試験を除けば、誰でも受験することができます。
小学生から大学生、社会人、主婦、高齢の方まで、幅広い方々が、専門的な知識・スキルを身につけて活躍するために、また、自分自身のステップアップに役立てるために活用しています。

Q3.下位級から順に受けなくてはいけないのですか?

商工会議所の検定試験は、どの級(クラス)から受験していただいても構いません。例えば、3級に合格していなくても、2級あるいは1級を受験できます。
ただし、初めて学ぶ場合は、基礎的なレベルである下位級から順に受験していった方が、スキルアップの近道だと思われます。
また、単に検定試験に合格することを目的とするのではなく、内容を体系的に習得することを求めるのであれば、下位級から順に受けていくことをお奨めします。
なお、DCプランナー1級については、受験資格は「2級に合格していること」の条件がありますので、詳しくは検定試験のページでご確認ください。

Q4.受験の申し込みはどうやって行うのですか?

【全国統一試験日の検定試験】(ネット試験最上級試験を除く)
原則、商工会議所の窓口で申込受付を行ってます。商工会議所によっては、郵送による受験申し込みを受け付けるところもあります。また、書店などで申込用紙を配布する商工会議所もあります。
このように受験の申し込みの方法、申込期間は商工会議所によって若干異なっていますので、受験希望地の商工会議所でご確認いただくか、「商工会議所検定情報ダイヤル(050-5541-8600)」にお問い合わせください。
【ネット試験】
受験を希望されるネット試験施行機関に直接申し込みます。詳しくは、「ネット試験の受験方法」をご確認ください。

Q5.どこで受験してもよいのですか?

商工会議所の検定試験は、全国各地で統一基準で施行していますので、住所や勤務地に関わらず、どこでも受験できます。ご都合の良い会場のある商工会議所、ネット試験施行機関にお申し込みください。

Q6.受験料はいくらですか?

受験料は、ご受験を希望される検定試験、ご希望される級により異なります。 詳細は試験日・受験料をご覧ください。

Q7.主催の商工会議所って何?

商工会議所は、地域に根ざした総合経済団体です。業種や業態、規模の大小を問わず、商工業の振興を図り、経済の健全な発展に寄与するために国会や行政等への意見具申、商工業者同士の情報交換、商工業に関する経営相談・指導などを行っています。
こうした活動の一環として、企業が求める知識や、スキル、人材像を踏まえ、検定試験を施行することで、ニーズの高い知識やスキルの習得と労働人口の円滑な移動を図り、経済の発展をめざしています。

Q8.他団体の試験とどこが違うの?

商工会議所の検定試験は、「商工会議所法」という法律に基づいて、統一の基準により、全国で施行している「公的試験」です。
ビジネス実務に直結する技能を重視し、企業が必要とする人材の育成を目的に、企業規模や業種・業態などに関係なく、必要とする知識・スキルの習得をめざす内容になっています。

Q9.学校で教えてくれないことや教科書にないことも出題するのはなぜ?

商工会議所の検定試験は、学校教育の試験と異なり、「社会人として活躍できるかどうか」という資質を見極めるのが特徴で、優秀な社会人の育成を目的として施行しています。
出題内容は、ビジネス実務に合致したものにしており、進展の著しい分野では、必ずしも学校では扱っていなかったり、教科書にないこともあるかもしれません。しかし、出題範囲からはずれたものは出題しておらず、しっかりと実力を身につけていれば、解答できるものです。

Q10.どのように勉強したらイイ?

商工会議所の検定試験は、一部の検定試験を除き、公式・公認の教材があります。公式・公認の教材以外にも、出版社や教育機関が独自に作成した書籍や通信教育、eラーニングなどもあります。自分に合ったものを利用して学習を進めましょう。
また、各地の商工会議所の中には、検定試験に関連する研修を開催しているところがあります。検定試験の受験対策講座を開設している学校などもあり、これらの中には、厚生労働省の教育訓練給付金等の支給対象になっている講座もあります。

Q11.合格発表はいつですか?

「全国統一試験日」の検定試験は、一定の据置期間経過後、施行商工会議所ごとに発表します。発表の仕方としては、商工会議所に掲示するのが原則ですが、商工会議所によってはホームページなどで発表しているところもありますので、詳細は受験した商工会議所に予めご確認ください。
「ネット試験」は、試験終了後、即時に合否が発表されます(日商PC1級、電子会計実務1級については、試験実施の1ヵ月後になります)。

Q12.得点は教えてもらえますか?

受験した商工会議所で、受験者本人に対してのみ、合計点(検定によっては各科目の得点)をお答えします。

Q13.合格すると何かイイコトあるの?

商工会議所の検定試験は、多くの企業から高い信頼と評価を得ており、昇進や昇格の条件、資格手当の対象にしているところもあります。
簿記1級合格者は、税理士試験の受験資格を得られます。
また、多くの大学・短大等で、推薦入試の基準や単位認定の対象としても利用されています。
合格するということは、一定以上の実力が身についた証しです。学習を始める前に比べ合格後のあなたは、社会人として必ずパワーアップしています。

Q14.何か1つ資格を持っていれば十分?

何か1つでも特技があるのは素晴らしいことです。実際のビジネス社会では、様々なデータの分析やお金の計算、レポートの作成や電子メールでの連絡など、一人でいろいろなことをこなさなければなりません。
商工会議所の検定試験を通じて複数の知識やスキルを身につけることにより、苦手な作業が少なくなり、日常業務の範囲と奥行きがグンと広がります。

Q15.合格証書をなくしてしまいました。合格を証明したいのですが、どうしたらよいですか?

合格証書の再発行はいたしませんが、代わりに合格証明書を発行いたします。
合格証明書は、A4の大きさです。
転勤や引越しなどで受験した地域から移ってしまっても、受験した商工会議所で合格の確認ができれば、最寄りの商工会議所で発行することも可能です。ただし、発行作業に時間がかかる場合もありますので、まずは当時ご受験いただいた商工会議所に電話等でご確認をお願いします。お申し込みの際は、次の事項を必ずご提示ください(特に受験年、受験地が分からないと、お調べできない場合がございますので予めご了承ください)。
1)検定名・級
2)受験年・受験地(商工会議所)
3)氏名(受験時のもの)
4)生年月日
合格証明書の発行にあたっては、以下の書類等が必要になります。
1)運転免許証など、本人であることを証明できるもの
(結婚等で、氏名変更の場合は、戸籍抄本等も併せて必要になります)
2)発行手数料(各地商工会議所で異なります。最寄りの商工会議所へご確認ください)

Q16.それぞれの検定の英文での名称を教えてください。

簿記:Book-Keeping
原価計算:Cost accountant
販売士:Retail Marketing
珠算:Abacus Calculation
DCプランナー:Defined Contribution Plan
日商PC(文書作成):Nissho PC Certification Test(document preparation)
日商PC(データ活用):Nissho PC Certification Test(data utilization)
日商PC(プレゼン資料作成):Nissho PC Certification Test(presentation)
日商ビジネス英語:Business English
電子会計実務:Computerized accounting
ビジネスキーボード:Business Keyboard
キータッチ2000テスト:Key-touch 2000 Test
日商プログラミング:Nissho Programming

あわせて、よくあるお問い合わせもご参照ください

日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験(インターネット申込方式)に関するQ&A
日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験(会場問い合わせ方式)に関するQ&A
商工会議所検定試験デジタル合格証に関するQ&A

その他のお問い合わせ

検定試験に関するお問い合わせフォームはこちら
※調査が必要な内容のお問い合わせの場合は、数日お時間をいただく場合があります。ご意見・ご要望に対しては、個別の回答をさしあげておりません。予めご了承ください。
※こちらのお問い合わせフォームからの営業・勧誘・訪問アポイント等は固くお断りいたします。