日本商工会議所は、平成25年度に実施した、簿記、販売士、日商PC(文書作成)(データ活用)の3検定の最上位級の試験で、最も優秀な成績を収めた方に対する表彰式を平成26年6月16日に行った。本表彰式は昭和51年度から始まったもので、今回で38回目となる。
表彰式では、三村会頭から表彰状・記念品とともに各最優秀者に「日本はこれから成長軌道に向かっていきますが、少子化・高齢化という大きなハンディを抱えています。その解決策の一つとして、一人ひとりが自らのスキルを磨き、より沢山の仕事ができるようになることが必要だと思います。商工会議所では、産業人材を育成する取り組みを推進するため検定試験を行っており、受験者数の累計は、7,500万人にのぼります。そのなかでの最優秀というのは、本当にすばらしいことです。」とのお祝いの言葉が贈られた。
また、受賞者代表あいさつでは、日商PC検定試験(データ活用)の最優秀者である関武彦さんがお礼の言葉とともに、「最上位に最高点で合格したことは大きな喜びであり、大いなる自信につながります。今後とも努力を重ね、それぞれの分野で産業界の一翼を担ってまいりたいと思います。」と今後の抱負を語った。
今回、表彰を受けた最優秀者の方は以下のとおり。
簿記(第134回1級・平成25年6月9日施行)
石原 久志(イシハラ ヒサシ)さん
簿記(第135回1級・平成25年11月17日施行)
伊藤 央真(イトウ テルマサ)さん
販売士(第41回1級・平成26年2月19日施行)
川久保 良隆(カワクボ ヨシタカ)さん
日商PC検定試験(文書作成)(1級・平成25年10月6日施行)
菊地 直人(キクチ ナオト)さん
日商PC検定試験(データ活用)(1級・平成25年10月6日施行)
関 武彦(セキ タケヒコ)さん