令和元年10月19日、午前10時から、1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)資格更新研修会が、コンベンションホール AP浜松町で実施されました。
 当日は、小雨が降り、台風19号の影響が残る中でしたが、94名もの方々にお集まり頂きました。
DCプランナーの資格更新は、2年に1回実施されます。資格更新のためには、通信教育を受講・修了頂くか、1級の方にはこの資格更新研修会に参加頂き、研修レポート提出し、資格審査会の審査にパスして頂くことが要件になっています。
 昨年と比較し 今回の研修会で 大きく変更されたのは会場でした。毎回、100名近くの方にお越し頂いてますが、昨年までは、やや窮屈な会場でしたが、今年は 比較的ゆったりと座れる大きめの会場になりました。とは言え、10時から17時まで 長時間に渡っての座学研修ですので、参加された皆さんには、ご負担を掛けています。
 さて、プログラムですが、一昨年から少し変更しています。(昨年と本年のプログラムは同じです。)以前は、厚生労働省の担当課長(企業年金・個人年金)、事例として企業年金基金の方、運営管理機関の方と講師としてお招きしていましたが、昨年より運営管理機関の方に代えて、厚生労働省の年金課の課長に講師をお願いすることにしました。
 DCプランナーの使命として、広く一般の人たちに、年金に関する正しい知識を普及させることがあると思います。そのためには、日本の年金制度を担っている方の声を直接聴くことが一番良いであろうということで、以前より担当官の方に講師をお願いしています。DBとDCの目的は、共に「公的年金の給付と相まって国民の生活と安定と福祉の向上に寄与すること」にあります。そこで、公的年金の担当官の話しも併せて聴いた方がDCプランナーの研修としてより適切であろうという考えから、厚生労働省の年金課の課長にも講師をお願いしています。
 企業事例としては、引き続き企業年金基金の常務理事に講師をお願いし、紙面で学ぶ理論ではわからい、実務対応の苦労談などを聴くことによって、DCプランナーの皆様の活動に役立たせていただこうと考えています。
 各講師の皆様には、90分という短い時間の中で、実に多くのことを語って頂けました。、参加者の皆様には、一通りの話を聴いて頂いた後に研修てポート(A4両面)の作成をお願いしました。提出頂いた研修レポートは審査員の方々に1枚1枚確認して頂くことになっています。
 資格更新研修会は、年2回実施されますが、次回は11月2日(土)になります。今回の第1回同様 大勢の方々の参加をお持ちしています。
 ありがとうございました。