４つの学科による実践教育
同校では「流通経済科」、「国際経済科」、「会計ビジネス科」、「情報処理科」の４つの学科に分かれて学びますが、「会計ビジネス科」においては将来の企業会計のスペシャリストを目指し、日商簿記1,2級の取得に取り組みます。また、「国際経済科」では、グローバル人材の育成を目指し、英語のみならず中国語や韓国語の授業を選択することができます。この他、「流通経済科」では商工会議所のリテールマーケティング検定等の取得、「情報処理科」では種々のＩＴ資格を取得するなど、専門知識と資格取得を生かして進学、就職と自らの進路を実現しています。
仲間とともに簿記学習に邁進
「会計ビジネス科」で簿記の指導にあたられている新谷先生、大江先生にお聞きしたところ、「全員が日商簿記2級を取得するよう、皆で教え合って学んでいます。ついては、簿記部の生徒には指導役もお願いしており、教える側の生徒にとってもさらに理解が深まり自身のレベルアップにつながっています。」「皆で同じ目標に向かって頑張ることで、挫けそうになったときに友達の支えが励みになり頑張り抜くことができています」、「簿記は企業実務の経験のない高校生には難しい面が多々ありますが、学習を通じて何事にもあきらめないで続けることの重要さを学んでほしいです」とお話しいただきました。
また、簿記部の皆さんに部の目標を伺ったところ、「目標としているのは大会で道内予選を勝ち抜き全国大会への出場」とのことで、簿記の学習については、「高校ではじめて簿記を学んで、さらに学習を深めようと簿記部に入った。仲間とともに学ぶことにより簿記の力がついて、さらに簿記の学習が楽しくなった。」「独学ではなく教え合うことで理解が深まる」との声が寄せられました。
