Hakata Girlsの活躍

トータルビジネス科では、生徒が模擬会社「Hakata Girls’ Shop」をつくり、商品開発に取り組む商業実践の授業が2011年からなされ、これまでに、博多乙女(飴)や糸島産ふともずくなど10種類以上の商品を開発しています。

同授業ではマーケティングをもとに商品を開発するのみならず、生徒自らが商談・営業や販路開拓にも携わります。また、「Hakata Girls’ Festa」では、学校周辺の4地区の商店街と連携し、これも生徒自らが仕入、販売、経理まで行い出店し、毎年3,000名超の集客があります。同イベントは学びの場であるとともに、地域の商店街を盛り上げ地域貢献にもつながっています。

「Hakata Girls’ Festa」での販売の様子

生徒が開発した商品

ス―パーライセンスクラスで簿記学習に邁進

トータルビジネス科では、簿記検定をはじめ情報処理検定や秘書検定など、生徒は多種多様な資格取得に向けて学習します。さらに新設された、高度な資格を取得して有名大学進学や税理士・公認会計等の専門職を目指す「スーパーライセンスクラス」においては、簿記の学習は日商簿記1級取得を目標にしています。

同クラス簿記担当の丸地先生からは「簿記や会計の知識は業種や職種にかかわらず、将来役立つ知識なので、高校での検定試験合格が最終目標ではなく、その先を見据えて学習を進めさせるようにしています」「問題演習の際には、授業で学んだ内容から発展して、自分達の力で問題を発見し解決する力をつけるために、グループ学習を入れるようにしています」と指導についてお話しいただきました。

また、生徒さんにお聞きしたところ、簿記の学習を始めたのは「世界共通のスキルであるところに魅かれた」「将来役に立つものと思った」「普通科の高校では学ぶことができない」とのことで、「はじめは難しく感じたが勉強を進めると理解できるようになり楽しくなった」「資格取得に向けてがんばりたい」と明るく語ってくれました。
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