※平成28年度適用の区分表の確定・公表を踏まえ修正を行うとともに、「商業簿記標準勘定科目表」にかえて「商業簿記標準・許容勘定科目表」を掲載しました(平成28年2月1日)
平成27年4月1日
日本商工会議所では、簿記検定試験の出題の基礎的な指針として、「商工会議所簿記検定試験出題区分表」(以下「区分表」と略す)を制定し、会計諸基準の設定・改訂および関係法令の制定・改正等を踏まえた改定を適宜行ってきました。
この度の平成28年度以降に向けた改定では、企業会計に関連する諸制度の変更に的確に対応するのに加え、一般的な企業における近年のビジネススタイルや会計実務の動向を踏まえ、検定試験がより実際の企業活動や会計実務に即した実践的なものとなるよう区分表を見直し、出題項目の一部修正または追加等を行いました(「工業簿記・原価計算」の改定はありません)。
なお、平成27年度に適用される区分表に改定事項はありませんが、上記の平成28年度以降に向けた改定に伴い、平成27年度の簿記検定試験においては、(平成27年度から平成28年度にかけて継続的に学習する受験者等を考慮し)平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容を中心に出題することといたします。
詳細は、以下の資料をご覧ください。
○区分表(商業簿記・会計学)
※改定後の区分表「第五 本支店会計 4.本支店会計における決算手続(財務諸表の合併など)」の1級の範囲に括弧書きで明示した「内部利益が賦課されている場合」を、「内部利益が付加されている場合」に修正し、各資料に反映いたしました。(平成27年7月29日)
・平成29年度分(商業簿記・会計学)PDFダウンロード
・平成30年度分(商業簿記・会計学/予定)PDFダウンロード
※会計基準等の変更に伴い、公表している区分表をさらに改定することがある
○平成28年度以降の区分表の変更箇所PDFダウンロード
※平成27年度適用の区分表をベースに、改定箇所を提示(追記箇所は赤字で記載)
※改定箇所により適用予定時期が異なる
・無印・・・平成28年4月1日から適用
・☆印・・・平成29年4月1日から適用
・★印・・・平成30年4月1日から適用
○改定等の説明「商工会議所簿記検定試験出題区分表の改定等について」PDFダウンロード
※今回の改定の趣旨および検定試験への反映について、仕訳例の提示を含め、出題項目別に記載
○「商業簿記標準・許容勘定科目表」PDFダウンロード
※平成30年度までの改定予定をすべて反映しているため、28年度および29年度中は出題されない勘定科目も含まれています
○追加連絡
・「商工会議所簿記検定試験出題区分表の改定に関連する追加事項について」(平成27年10月13日公表)PDFダウンロード
※簿記指導者向けのセミナーで出された質問・意見等を踏まえた、区分表の改定に関する追加的なご連絡です。
・「2級における連結会計の出題開始時期の明確化について」(平成28年12月1日公表)
PDFダウンロード
※2級における連結会計の出題は平成29年11月施行の第147回検定試験以降とする旨のご連絡です。
○2級・新規論点に関するサンプル問題PDFダウンロード
※本サンプル問題は、簿記指導者向けに、出題区分表の改定に伴い新たに2級の範囲となる論点が、今後どのように出題されるかの例を示すため、改定箇所を集中的に盛り込み作成したものです。受験者向けの模擬問題ではありませんので、ご注意ください。 実際の試験では、従来から2級の範囲である論点と合わせ、幅広く出題いたします。