当所では、平成28年度以降に適用する「商工会議所簿記検定試験出題区分表」(出題の基礎的な指針)について、出題項目の一部修正または追加等を行うこととしており、5月から8月にかけて全国7か所で簿記指導者向けのセミナーを開催し、改定の趣旨および内容、今後の試験への反映等について説明を実施いたしました。
同セミナーにおいて配布した改定内容の説明に関する資料を下記に掲載いたしますので、簿記指導者の皆様におかれましては、今後のご指導にあたり、参考としてご活用くださいますようお願い申しあげます。
なお、サンプル問題については、今回下記に掲載するもののほか、製造業を営む会社の決算処理など、新たに2級の範囲となる主な論点に関する問題をおって公表する予定です。現在、セミナーで出された質問および意見等を踏まえて取りまとめ作業を行っておりますので、完成次第、検定ホームページ上に掲載いたします。

<「簿記指導者セミナー」(区分表改定説明会) 配布資料>
資料1 改定等の説明「商工会議所簿記検定試験出題区分表の改定等について」
資料2 平成28年度以降の区分表の変更箇所
資料3 商業簿記標準勘定科目表
資料4 2級・新規論点に関するサンプル問題

※資料1~資料3はすでに検定ホームページ上で公表済みの資料です。
※資料4のサンプル問題は、簿記指導者向けに、出題区分表の改定に伴い新たに2級の範囲となる論点 が、今後どのように出題されるかの例を示すため、改定箇所を集中的に盛り込み作成したものです。受験者向けの模擬問題ではありませんので、ご注意ください。実際の試験では、従来から2級の範囲である論点と合わせ、幅広く出題いたします。
※セミナーで出された質問および意見等を踏まえ、解説の追加、問題内容の修正等を行っております。また、表紙に問題をご覧いただくにあたっての注意事項を追加しております。

<参考>
出題区分表の改定内容については、以下の情報も併せてご確認ください。
平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について(検定ホームページ)