生徒の自主性を重んじた指導

ogaki3-1大垣商業は部活動においても運動系、文化系ともたいへん活発で、多くの部が全国大会で活躍しています。
特に、簿記部は常に全国大会で上位を競う輝かしい実績を誇っています。
顧問の山田先生にお聞きしたところ、「簿記の学習は生徒の自主性にまかせるところが大きいです。本校の生徒は自ら学ぼうとする意欲が高く、それが好成績につながっています。」とのことで、簿記部の皆さん(現在部員72名)は授業前に朝1時間、放課後に4時間、土曜日は午前午後と簿記の学習に励み、在学中に日商簿記1級の取得を目指します。
また、「勉強ばかりではからだによくない」と、部員自らの発案により、冬の時期には学習の前に体操服に着替えて全員で3kmを走り、体力と団結力を醸成するとのことです。

1級取得を力に希望の進路を目指す

すでに日商簿記1級を取得した4人の部員にお話しをお聞きすることができ、「公認会計士を目指します」「地元の金融機関に就職します」「進学して総合商社に就職したい」「簿記の知識を活かして企業経営に携わりたい」とそれぞれ将来の進路を語っていただきました。 また、1級まで簿記を勉強することで、「ファーストフード店でも原価や経営について考えるようになった」「家業の財務諸表が見れるようになり、両親にアドバイスできるようになった」とのことです。 簿記部に入ってよかったことは何かとお尋ねしたところ、「何より簿記部に入って互いに教え合うことにより、同級生だけでなく先輩、後輩とも仲よくなれたことです」と笑顔で答えてくれました。​