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1年生の学習で簿記の重要性が分かる

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流山高校の商業科は会計科と情報処理科から成りますが、入学時は両学科を一括して募集し、1年生では同じ教育課程で商業の基礎的な科目を学習し、2年生からそれぞれ学科に分かれより専門的な学習に進みます。
商業科主任の安田先生によれば、「入学した当初は情報処理科の方が人気があるのですが、2年生になり学科を選択する時点になると会計科を希望する生徒の方が多くなります。理由の一つとして1年生における学習で簿記の重要性が分かることがあげられます」とのことです。また、指導においては「簿記の学習を通じて社会が見えるよう、実生活における例を出して分かりやすい言葉で楽しく学んでもらうように心がけています」とのお話をいただきました。

簿記の学習は将来の夢につながる

簿記部は現在21名の部員で、日商簿記1級の取得を目指して、毎朝の始業前や放課後に簿記の学習に打ち込みます。毎年開催される簿記の大会では、まずは千葉県内で一番の成績をとることを目標にしています。
部員生徒の皆さんにお話を聞いたところ、「簿記の学習は厳しい面もあるが、先生方の親身な指導で、難しい問題も解けるようになり、簿記の面白さが少しづつ分かるようになってきた」「部活の仲間と教え合って一緒に学習することで頑張れる」とのことで、「簿記を学んで社会に出て活躍できる自信がついた」「簿記を学び資格を取得すれば大学進学にも就職にも有利になる」「普通科の高校生では学ぶことのない企業や社会の仕組みが分かるようになる」と簿記の魅力を語ってくれました。簿記部での日々の学習は、公認会計士、税理士、教員、経理実務、秘書、起業と部員それぞれの将来の夢へとつながっています。nagare-2