輝かしい簿記部の実績

県立岐阜商業は、簿記教育においても輝かしい実績を誇っており、全校あげて日商簿記2級を取得し、最難関の1級においても毎年20名以上が取得しています。さらに簿記部においては、簿記の全国大会の優勝常連校であり、全国の高校の目標となる存在です。

顧問の田中先生にその強さの秘密についてお聞きしたところ、「簿記の学習を無理に強いるのではなく、まずは簿記がいかに世の中で役に立つか、簿記の有用性・重要性を徹底的に教えます。生徒が自ら簿記を勉強しようと強く思うようになることが重要です」「実は簿記部は放課後どんなに遅くても8時半までに終わらせ、日曜日は必ず休ませます。簿記の学習は集中力が必要で、長時間の学習で簿記が嫌いになったら本末転倒です」とのことです。

また、「学習時間も生徒の能力も他校と変わらないと思います。ただ、指導スタッフが充実しているのが当校の強みでしょうか。それに簿記だけではなく、いろいろな分野で好成績を目指す学校全体の勢いが感じられます」と語ってくれました。

将来を見据え簿記学習に励む

さらに、簿記部の生徒さんからは「日商簿記検定の学習をきっかけに簿記の楽しさ、重要さを学ぶことができた」「将来は様々な企業に携わり、コンサルティングを通じて企業の成長に貢献できる公認会計士になりたい」「本校の簿記部は税理士や公認会計士を目指す仲間や環境が整っているのでもっと頑張りたい」と、意欲的な目標をお話しいただきました。IMG_0683