リテールマーケティング(販売士) [1級・2022年5月22日施行]

経済団体(横浜商工会議所)に勤務されている金澤さんは、小規模事業者が利用できる各種補助金制度の周知・普及や申請支援などを通じて、企業が抱える様々な経営問題に対し支援を行っています。

現在の業務では、小規模事業者からの経営に関する相談に対応するため、これまで日商簿記検定試験やビジネス実務法務検定試験などの資格を取得し、様々な中小企業への支援業務に活かしてこられましたが、近年、販売・マーケティングに関する相談が大幅に増えてきたことから、その分野の知識の習得を目的に、リテールマーケティング(販売士)検定試験1級を受験し、最も優秀な成績で合格されました。

学習においては、公式テキストである「販売士ハンドブック」と市販の問題集を購入し、科目ごとにハンドブックを精読後、問題集を解くことを繰り返し、インプットとアウトプットを交互に繰り返すことで知識と理解の向上に努められたとのこと。また、1級の試験では記述式穴埋問題があるため、重要語句を正確に覚えることにも注力されたそうです。

日常生活のなかで、休憩時間や仕事帰りの時間などを利用し、1日2時間程度を学習に充てられ、資格取得までに概ね8か月を費やされました。

本資格の取得に取り組むことで、「販売・マーケティング分野には苦手意識がありましたが、自信が持てるようになりました」と語る金澤さん。

今後は、「学習することで得た知識を、現在従事している小規模事業者の経営支援に活かしていきたいです」と、抱負を語ってくださいました。

【受験地商工会議所:横浜(神奈川県)】