プレゼン資料作成1級のレベル
与えられた情報を整理・分析するとともに、必要に応じて情報を入手し、明快で説得力のあるプレゼン資料を作成することができる。
学習教材
○知識科目(共通分野)
以下の参考図書「【改訂3版】情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー」および参考サイトの中 から、近年のIT、DXおよび生成AI等に関する内容や時事的な内容が出題されます。
(注)これまで知識科目(共通分野)の学習教材としてご案内していた公式テキスト「ネット社会のデジタル仕事術」は出題範囲の対象外となりますのでご注意ください。
<参考図書>
「【改訂3版】情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー」[技術評論社]
https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13415-0
<参考サイト>
・DX関連[経済産業省(中堅・中小企業等向けDX推進の手引き)]
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-chukenchushotebiki/dx-chukenchushotebiki.html
・生成AI関連[総務省(生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~)]
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/generativeai/
・情報セキュリティ関連[IPA(情報セキュリティ10大脅威)]
https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2025.html
※上記参考サイトは2025年10月5日(日)試験に向けたものであり、2026年2月15日(日)試験以降の 参考サイトは、その都度、商工会議所検定HPでご案内いたします。
○知識科目(専門分野)
FOM出版の「2級公式テキスト&問題集」と「3級公式テキスト&問題集」から出題されます。
○実技科目
FOM出版の「2級公式テキスト&問題集Word 2019/2016対応」に付録として、1級サンプル問題および解答・解説を収録しています。解答の際のポイントを整理し分かりやすく解説しているので、ぜひご活用ください。
試験科目
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 | 程度・能力 |
---|---|---|---|
知識 | 30分 (論述式) |
知識、実技の2科目とも70%以上 |
等 |
実技 | 60分 |
等 |
※時間配分は目安です。実際の試験は知識試験と実技試験の区切りを設けず、90分間の連続した試験となります。
試験方法と合否判定
試験会場のパソコン等を利用して、試験プログラムの画面の指示に従い、試験問題をダウンロードして実施します。作成した答案は指定されたフォルダに保存のうえ、インターネットを介して日商に送信することで試験が終了します。合否は日商で中央採点を行った後、結果を通知します。
試験内容・学習のポイント
1級の知識科目では、2級・3級で学んだ知識をもとに、いかに正確に、かつわかりやすく説明できるかが問われます。実技科目では、与えられた課題や問題文に示された要求を読み取り、いかにうまく相手に伝えられる企画書や提案書などを作成できるかが問われます。なお、1級は、2級・3級を超えた高度かつ専門的な知識やスキルを測るものではないことから、公式テキストを刊行しておりません。
出題形式(科目)は、以下の2つです。
1. 知識科目(30分が目安となります)
自由記述の問題を2題解答します(2題で30分が目安となります)。原則として「○○について○○字程度(以内)で記述せよ」といった形式で出題されます。
[個別分野]2級・3級データ活用公式テキストから1題(2題の設問のうち1つを選んで解答)
[共通分野]」学習教材として紹介した参考図書および、参考サイトのリンク先から1題(2題のうち1つ選んで解答)
基本的には、参考図書および参考サイトのURL内に記載されている内容を中心に解答してください。ただし、内容をすべて暗記しておく必要はありません。内容の主旨を踏まえていれば、自分の言葉や表現を用いて解答していただいて結構です。
※知識科目の解答に時間をとられすぎて、実技科目の時間が不足するというケースが見受けられます。目安の時間は、あくまで参考ですので、時間配分に十分気をつけてください。
2.実技科目(60分が目安となります)
問題文、課題ファイルおよび参考ファイルがダウンロードされます。問題文の指示にもとづき、数ページの企画書や提案書を作成します。試験では、自ら考えて、文章を箇条書きで整理する、文言を補足する、文体を変更する、図解を完成させるなどの能力が問われます。文字の書体、サイズ、レイアウト等は、統一かつ見やすいものであることが求められますので、完成した文書のイメージを描きつつ、作業を進めることが必要となります。また、問題文をもとに自ら考えて文章を作成する部分もあり、文字通り文書作成能力が問われる試験となっています。
試験に対応したOfficeのバージョン
Officeのバージョンは、2016、2019、2021、2024です。
試験会場
商工会議所の認定した「商工会議所ネット試験施行機関」(各地商工会議所および各地商工会議所が認定した大学、専門学校、パソコンスクール等の教育機関・企業)のうち、本試験に対応したソフトウェアが導入されている機関が試験会場になります。