戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第4話「覚醒 業態店(ニュータイプ)」P1
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第4話「覚醒 業態店(ニュータイプ)」P2
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第4話「覚醒 業態店(ニュータイプ)」P3
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第4話「覚醒 業態店(ニュータイプ)」P4

マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

用語解説

RM戦隊 マーケレッド

本作の主人公。リテールマーケティング(販売士)検定合格後、本人の意思とは無関係に変身能力を獲得。リテールマーケティング(販売士)の授業が好きなのか先生が好きなのか、そこはヒロインらしい乙女心のようだ。
休日の愛用靴は女子高校生らしい正統のローファー派。

RM戦隊 ストアブルー

レッドの相棒。リテールマーケティング(販売士)検定のほか簿記検定にも合格しており、レッドよりも数字に強く、冷静沈着。
休日の愛用靴は実用性重視のスニーカー派。

先生

レッドとブルーに、ビジネス資格と変身能力を授けた謎の司令官。
休日の愛用靴はつっかけサンダル。

業種

取り扱う商品で商売を分類すること。

業態

顧客の立場を重視し、買いやすいように仕組みをつくること。

業種と業態の違い

一言でいえば、「業種」とは「何を売るか」によって小売業を分類する概念である。それに対し、「業態」とは“業”、すなわち、小売業というビジネスをどのような“態”勢で行うのか(どのような売り方をするか)というビジネスの方法を表す概念である。
年々淘汰されている小売店舗は、生産者側の立場から取扱商品を揃えた「○○屋」と呼ばれる業種店が多い。
それに対して業態店は、生産者側ではなく顧客側の立場でビジネスを規定するものである。商品特性の専門性を突出させ、ターゲット顧客のどのような生活シーンに応える小売店なのかということを、経営の各機能面に明確に打ち出したものでなければならない。

業種店と業態店の相違

業種店(専業店) 業態店(専門店)
戦略 商品からの発想 顧客ニーズからの発想
品揃え 多品目 顧客ニーズに合わせる
目標 客数(売上)の拡大 固定客の獲得と維持
経営のポイント 商品管理が主体 顧客管理が主体

ターゲット顧客

小売店の過半数を占める主要な顧客層のこと。標的となる顧客層を決めてから、それらに合致する商品構成を検討するのが適切な小売店経営である。

チェーン店(チェーンストア)

情報や仕入の中心となる「本部」と販売現場である「店舗」から構成される連鎖型店舗の組織形態。本部による一括集中仕入や画一的な店舗運営によるローコストオペレーションコストといった、規模の経済性を享受することができる。

ストアコンセプト

主要顧客の抱えている生活上の悩みや不満、欲求などに対する小売店の回答(主張)のこと。どのような方法で顧客の問題を解決するかという主張を店舗のすべてに具現化すること。

筆者より

近年はコンビニエンスストア、ホームセンター、100円ショップなど…「○○屋さん」という業種では分類できない「業態」が、隆盛を極めていることに気付かされます。
今回はマンガらしい自由な発想で、「足ビジネス」を妄想してみましたが、もしかしたら実在しているかもしれませんね。「足」で探してみないと分かりませんが(蛇足でした)。