戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第3話「レイアウト 心のむこうに」P1
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第3話「レイアウト 心のむこうに」P2
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第3話「レイアウト 心のむこうに」P3
戦う商業高校生 リテールマーケティング戦隊 第3話「レイアウト 心のむこうに」P4

マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

用語解説

RM戦隊 マーケレッド

本作の主人公。リテールマーケティング(販売士)検定合格後、本人の意思とは無関係に変身能力を獲得。リテールマーケティング(販売士)の授業が好きなのか先生が好きなのか、そこはヒロインらしい乙女心のようだ。
自分の部屋のレイアウトは、大きなぬいぐるみたちが占領。

RM戦隊 ストアブルー

レッドの相棒。リテールマーケティング(販売士)検定のほか簿記検定にも合格しており、レッドよりも数字に強く、冷静沈着。
自分の部屋のレイアウトは、ビジネスホテルと大差ない。

先生

レッドとブルーに、ビジネス資格と変身能力を授けた謎の司令官。
自分の部屋のレイアウトは、「立って半畳・寝て一畳」がコンセプト。

ワンウエイコントロール

セルフサービス販売を採用する小売店の効率的な商品販売の仕掛けのこと。効率的な買い物手順にもとづく売り場をつくり、その順番どおりに売り場を回遊し、もれなく商品を購入してもらうために、一方通行型の買い物通路を設定すること。

計画購買

計画購買とは、消費者があらかじめ来店前にブランドや価格などの情報をもとに検討を重ね、目的をもって買い物に来ることをいう。スーパー等での計画購買の割合は1~2割と言われており、あとの8割以上は来店してから購入を決める非計画購買であると言われる。そのため、計画購買される商品を店奥に配置する等の工夫により客導線を長くし、顧客の滞在時間を長くすることで、客単価を向上させる取り組みが行われる。

色あざやか

小売業のディスプレイにおいて色彩計画は重要である。特に赤色などの暖色系は顧客の視覚に飛びこみやすい進出色であり、食欲増進にもつながる色である。サラダに色あざやかなトマトやパプリカが載っているのも、しかりである(好き嫌いはともかく)。

CMD(クロスマーチャンダイジング)

最近では従来のような「生鮮食品」「加工食品」「雑貨」といった分類での配置が有効ではなくなってきている。代わって、消費者の購買目的やライフスタイルから発想し、カテゴリーにこだわらず多様な商品を併せて陳列し、同時購買を促すクロスマーチャンダイジングがトレンドとなっている。

マグネット

文字通り、磁石のように顧客を引きつける売り場・商品の意味であり、店内の突き当たりや角などに配置することで、顧客の回遊性を高めることができる。

ゴンドラエンド

ゴンドラとは売り場にある商品棚のことである。ゴンドラのエンド(端)の部分は大量陳列がしやすく、顧客の目につきやすいポイントであることから、ここでは、新商品や価格の安さを訴求する集中的なディスプレイが行われる。

筆者より

「買ったつもりが買わされていたのか!」そんな企業側の仕掛けに驚いたりできるのも、販売士をはじめとするビジネス系検定学習の魅力です。「驚きと発見」があるからこそ、勉強は楽しいようです。次回もレッドとブルーの、驚きと発見の連続にご期待ください!