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マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

【用語解説】

RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)

本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。

RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)

レッドの相棒。簿記資格も持っていて、数字に強く冷静沈着。

RM戦隊 MD(マーチャンダイジング)グリーン(松井みどり)

書店アルバイトの女子高生。癒し系。

ブラッディマリー

見てのとおり本作のボスキャラ。レッドたちの高校の先輩で1級販売士を保有。

1級販売士

記述式問題もあるリテールマーケティング(販売士)検定の最高峰。経営に関する極めて高度な知識を身に付け、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す資格である。

個店の力を高めて

個店の活性化は、商店街の抱える課題の一つであるが、現実には、各店舗の自主的な経営改善努力に任されているのが実状である。しかし、今後の商店街づくりにあたっては、商店街組織が個店の活性化に向けて、仕入、マーチャンダイジング、ブランドづくりの共同化など店舗間連携の促進、チャレンジショップを通じた新たな担い手の誘致などを行うとともに、コミュニティ形成に資する範囲で様々な協働主体を積極的に呼び込む必要がある。

町の将来

商店街に対しては、望ましい地域コミュニティを形成し、地域の魅力を発信する中核としての期待が寄せられている。商店街がこのような期待に積極的に対応していくことは、望ましい地域づくりに寄与するだけでなく、商店街やそこに存在する店舗の活性化にも資することになる。
地域社会が経済的に疲弊する今日、とりわけ地域密着型の商店街としては、このような「地域コミュニティの担い手」となることにより活性化をはかる必要がある。

暖かい商店主と商店街

地域密着性の高い中小小売業であるからこそ、地域の消費者である顧客とのより密接な関係づくりが求められる。中小小売業では経営者自身が店舗に立ち、顧客と直に接する機会が多い。そこでは単なる商品のやり取りばかりでなく、フレンドリーな接客を心がけることにより、世間話に花が咲いたり、ときには顧客から個人的な相談事を持ちかけられたりすることもある。
核家族化や世帯の高齢化、単身世帯の増加などが目立つ今日の社会においては、人と人との触れ合いやコミュニケーションの場がますます求められている。そうした機能を積極的に果たし、顧客との親密な関係を構築していくことは、中小規模の小売業の存在意義を高め、店舗に対する顧客の愛顧心(ストアロイヤルティ)を育む大きな要素にもなる。

筆者より

連載はひとまず終わりです。
公的機関の雑誌に公的試験(販売士)をテーマにしたマンガを載せるという実験的な取り組みでしたが、3年の連載を終えてふと周囲を見回せば、簿記や資格をテーマにしたマンガ等が以前よりも増えており、本作がその先駆けとなれたと思うと、とても嬉しいです。
また、本作をきっかけに全国様々な商業高校、大学、商工会議所等に訪問させていただくことができました。作中にも書きましたが、商業高校並びに専門高校、そしてビジネス資格には大きなポテンシャルがあると信じてやみません。
最後になりますが関係者の皆様の応援・ご支援、本当にありがとうございました。(RM戦隊の続きは、単行本等に掲載予定です!)