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マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

【用語解説】

RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)

本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。

RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)

レッドの相棒。簿記資格も持っていて、数字に強く冷静沈着。

RM戦隊 MD(マーチャンダイジング)グリーン(松井みどり)

書店アルバイトの女子高生。癒し系。

ブラッディマリー

見てのとおり本作のボスキャラ。レッドたちの高校の先輩で1級販売士を保有。

戦いは数字

成長する小売店は店主の姿勢として、明確なビジョンを保有しており、数値に基づく経営を行っている点に特徴がある。また、顧客管理を強化するために、個々の消費者の、日々の購買データや購買行動の把握も重要となる。どんな客層が中心となって、どのような商品をどのような理由で買ってくれているのかをデータとして把握する必要がある。もはや経験や勘だけでは立ち行かなくなってきている。

品揃え

小売業の商品計画のことを一般的には「品揃え計画」という。“品揃え”とは、単に様々な商品を仕入先企業から集めることをいうのではない。ターゲットと定めた顧客のニーズに応えるための商品を選別し、計画的に一定の連続性や関連性を保持しながら商品構成していくことを「商品計画」という。

財務諸表

企業は財政状態や経営成績を明らかにするため、会計期間ごとに勘定の記録を整理して帳簿を締め切り、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を作成する。損益計算書とは、ある小売業が決算日以前の1年間に「いくらの費用をかけて、いくら売り上げたか、そして、いくらの利益を上げたか」を表した成績表のこと。貸借対照表とは、決算日において、ある小売業が保有する資産(現金・預金など)と負債(他人資本)や純資産(自己資本)を表したもの。

商店街の未来

これからの商店街は、顧客や地域住民との双方向の交流と対話を進めながら、関係を強化し信頼を構築することが重要である。また、商業集積として、ほかの競争店との差別化をはかり、自らの競争力を強化するための事業を展開する必要がある。同時に、各個店の経営力を高める事業であることも大切である。

支援する側

地域における支援機関として自治体、地域金融機関、中小企業関連団体(商工会、商工会議所、中小企業団体中央会)などがある。補助金や低利融資などの資金的な支援を得るだけでなく、事業を展開するうえでの様々な支援を受けることができる。また、独立行政法人中小企業基盤整備機構では商店街活性化アドバイザー派遣事業を実施しており、販売士などの多様な専門家が登録されている。

お客を集められる

商業施設は、集積することで集客力が高まる。しかし、商業集積による相乗効果がより効果的に発揮されるためには、客層、来店目的、購買行動などの観点から、テナントの業種・業態構成や店舗配置などを計画する必要がある。SCは大きな集客力を生むように業種・業態構成や店舗配置、営業時間、広告宣伝などを考慮し、実施する商業空間といえる。

アーケード

1960年代後半からの商店街近代化制度の例としては、販売促進などの共同事業支援、アーケードや舗装などの環境整備事業支援などが主なものとなっている。

筆者より

次号、3年にわたる連載の大フィナーレです。実験的かつ楽しいお仕事でした。次はどんな企画をしようか、たくらみ中です・・・。