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マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

【用語解説】

RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)

本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。

RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)

レッドの相棒。簿記資格も持っていて、数字に強く冷静沈着。

RM戦隊 MD(マーチャンダイジング)グリーン(松井みどり)

書店アルバイトの女子高生。癒し系。

欠品

定番商品がその売場で品切れになっている状態のこと。品切れともいう。バックルームにその商品があっても、実際に売場にディスプレイされていなければ、欠品である。仮に、顧客の求めている商品が小売店の売場になかったとき、顧客はその小売店に対して大きな失望感を抱く。なぜなら、小売店全体にとって、その商品は「0.0…%」というきわめて少ない欠品率にすぎないかもしれないが、たった一つの商品であっても、その顧客にとっては「100%」の欠品率になるからである。

ディベロッパー

SCなどの計画的商業集積施設の開発主体となる企業を指す。

映画館とかもある

SCの先進国であるアメリカでは、景気が回復した90年代半ばから、娯楽性を基本にショッピングを楽しんでもらえるようなSCが注目を集めるようになった。「エンターテイメントセンター」と呼ばれるこうしたショッピングセンターでは、室内遊園地を設置したり、話題性の高いレストランを集めたりするなど、滞在時間を延ばす工夫やテナント・ミックスが図られている。

商品回転率

商品回転率とは、商品の仕入に投下した資本の回転効率を図るものである。商品回転率が高いほど、投下した資本を早く回収でき、資本効率が高いといえる。
【計算式】商品回転率(回)=年間売上高/商品在庫高
ただし、商品回転率が高すぎる場合は、欠品の可能性が高くなるので、仕入や在庫の能力を高める必要がある。

機会費用

機会費用(機会損失)とは、複数の選択肢のうちで、選択されなかった方から得られたであろう利益を指す。欠品を起こした場合、販売の機会ロスを自ら招くと同時に、在庫管理を的確に行っている近隣の競争店に顧客を奪われてしまう可能性もあるため、注意が必要である。

安全在庫

適正な在庫管理をしていても、現実の販売活動には不確実性がつきものであるため、販売予測と販売実績とのズレによる欠品が発生する可能性が常に存在する。そこで、欠品をぎりぎりに回避しうる在庫数量を割り出し、その分の在庫保有量を増す必要性が生じる。この役割を果たしているのが安全在庫(欠品防止予備在庫とも呼ばれる)である。

フォワードバイイング

フォワードバイイングとはいわゆる「買い溜め」を指す。特売期間に特売として販売する以上の量を仕入れるなど、そのとき必要な量を超える商品を購入することで、購買条件を有利にする行為のことである。

適正在庫

在庫は、多すぎても少なすぎても、様々な問題が生じる。過剰在庫にもならず、販売チャンスを逸するほどの過少在庫にもならない状態の在庫が「適正在庫」である。したがって、適正在庫の状況を維持できるように発注を行うことが基本となる。

筆者より

3シリーズ目にして、ようやくタイトルどおりの戦隊モノっぽくなってきました。いわゆる「お約束パターン」をお楽しみください。