p46
p47
p48
p49

マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

【用語解説】

RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)

本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。色の好みはパステルカラー。

RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)

レッドの相棒。簿記資格も持っていて数字に強い。色の好みは爽やかカラー。

RM戦隊 MD(マーチャンダイジング)グリーン(松井みどり)

レッドとブルーの同級生。今回初変身。色の好みはアースカラー。

先生

謎の司令官。色の好みは漆黒。

色相

赤、黄、緑、青といった色合いの違いのこと。色相を環状に配置した「色相環」を利用し、バランスを考慮したカラーコーディネートを行う。

進出色

見かけの距離が近くに感じられる色のこと。赤や黄などの高明度色や暖色系の色は、視界から前方に接近してくるような印象を与える。逆に、青や緑などの低明度や寒色系の色は「後退色」という。

補色

色相環で互いに正反対に位置する色(赤ならば青緑)。補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、それを補色調和という。「準補色」とは補色の隣の色のことであり、この色との組み合わせは非常に華やかな感じが出せる。

EOQ(経済的発注量)

仕入業務を適切に行うためには、関連経費としての発注コストと在庫コストの合計が最も低くなる数量を管理・調整して仕入れるのが望ましい。ところが、1回あたりの発注量を増やせば発注回数が減るため、発注作業に関わるコストは減るが、在庫が増加するため在庫費用は増大する。逆に1回あたりの発注量を少なくすると、在庫費用は削減されるが、発注関連費用は増大する。このようなトレードオフの関係を踏まえて、総費用を最も小さくする発注量を経済的発注量という。
 定番商品が前提となるが、理論値としては、次の計算で求めることができる。
EOQ= 2RU/CI
 R:年間発注個数
 C:仕入単価
 U:発注費用
 I:在庫費用率
 S:週当たり販売計画数量
 RP:発注期間

また、上記から次の計算式が成り立つ。
RP=EOQ/S

ABC分析

少数の事象が結果の90%を左右することを分析し、重点管理を行う技法のこと。パレート分析ともいう。小売業では、在庫管理や商品管理、さらには顧客管理など幅広く活用されている。たとえば、取扱商品を売上金額の多い順に並べ、累計比の75%程度を占めている売れ筋商品をAクラス、20%程度を占めている商品をBクラス、その他の商品をCクラスとして区分するといった方法をとる(%の定説はない)。分析結果をもとにAクラスを重点商品としてきめ細かなマーチャンダイジングを行うようにするほか、Cクラスの商品は原則として死に筋商品としてカットするといった手法をとる。

筆者より

飲食料品のロングセラー商品も赤色のものが多いと言われていますし、いわゆる「戦隊モノ」で赤がリーダーなのも、色彩の関係でしょうか。最近ボケキャラで定着したレッドちゃんを、そろそろ活躍させたいところです。