日本商工会議所では、「日商プログラミング検定」を2019年1月から施行するにあたり、初学者向けENTRYの対象言語であるScratchの指導方法について理解を深めてもらうことを目的に、「日商プログラミング検定(ENTRY)指導者養成講習会」を開催し、ネット試験会場等の情報教育指導者など17名が参加した。

同講習会では、日商プログラミング検定研究会委員で株式会社TENTOの代表取締役社長 竹林暁氏ならびに経営企画本部 倉本大資氏から、プログラミング教育の現状を踏まえつつ、Scratchの概要と指導方法について解説いただくとともに、プログラミングスクールの運営における心構えと今後の課題等について説明いただいた。

その後、実際に参加者がScratchを活用し、自らゲームやアニメーションなどを作成しながら、ワークショップ形式で具体的な子供への教授法や指導における注意点等について説明いただいた。

参加者からは、「子供への指導のコツが聞けて良かった」、「今回教わった指導方法を実践で活用していきたい」、「定期的に指導者講習会を開催してほしい」などの声が寄せられた。

なお、情報教育指導者および企業の人材育成担当者等を対象とした「日商プログラミング検定説明会」を開催し、各レベルの学習指導内容や教育・研修等への活用について紹介する。

〇「日商プログラミング検定説明会」開催のお知らせ
https://www.kentei.ne.jp/24529

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