日商マスターは1992年の創設以来、実践的なIT利活用能力を持った人材の育成や中小企業のIT経営の推進に寄与する指導者として産業界で活躍しており、高度なITスキル、卓越した指導力、企業実務の理解が必要とされています。

このため、高度なIT利活用能力を有する証である「日商PCプロフェッショナル認定証」の取得と、企業人すべてに必須である簿記・会計に関するスキルの習得を要件にしています。

本年4月から、ネット試験方式で新たに「日商原価計算初級」がスタートしたことに伴い、日商マスターの認定要件の一つを「日商簿記初級以上または日商原価計算初級または電子会計実務検定3級以上を取得すること」に変更することといたしました。

日商原価計算初級は、原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、企業実務における実践的な知識の習得を目的とした試験です。各ネット試験会場での随時受験が可能なことに加え、認定要件の選択肢の幅を広げることで、日商マスター認定試験により挑戦しやすくなっています。

つきましては、日商マスターを目指している方は、ぜひこの機会に「日商簿記初級以上または日商原価計算初級または電子会計実務検定3級以上」のいずれかの資格を取得いただき、来たる認定試験のご準備を進めていただきますようご案内申しあげます。
※新規日商マスター募集のご案内は10月を予定しております。

<日商マスター認定要件(2018年度から)>
(1)日商PCプロフェッショナル認定証を取得していること
(2)日本商工会議所が指定する集合研修に参加すること
(3)日商簿記初級以上または日商原価計算初級または電子会計実務検定3級以上を取得すること
(4)指導実績リスト・指導実績レポートを提出し、一定基準以上の評価を得ること(第1次試験)
(5)面接で認定要件を満たしていると評価されること(第2次試験)

<日商マスター認定までの流れ>
http://www.jcci.or.jp/kentei/2018nintei.pdf

<日商原価計算初級について>
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/ca

<日商PCプロフェッショナル認定証について>
https://www.kentei.ne.jp/pc/certificate

【本件担当】
日本商工会議所事業部(ネット試験担当:前田)
Tel:03-6402-6154(平日9:30~17:30)
E-mail:kentei@jcci.or.jp