日本商工会議所および大阪商工会議所は、9月21日、日本経済新聞社と連携して大阪市内で標記セミナーを開催し、抽選で選ばれた約250人が参加した。同セミナーは、女性のキャリアアップに日商簿記が役立つことを知ってもらうために実施したもので、本年3月の東京開催に続き2回目。

セミナーでは、鈴鹿大学講師(日商検定推進アドバイザー)の高見啓一氏と、経済評論家 勝間和代氏が講演した。高見氏は「簿記の知識でキャリアアップ」と題して、簿記の基本的な内容についてクイズ形式で分かりやすく解説した。勝間氏は、「あなたの価値を最大化するための方法」と題して、「簿記は女性の各ライフステージでいつでも役立つもの」、「簿記は英語と比べて学習にかかる費用が少なく、かつ就職につながりやすいのでコストパフォーマンスが極めて高い」、「簿記は独学よりも通学して基礎からきっちりと学ぶことが上級への近道となる」など、簿記資格の有用性について説明した。

参加者からは、「日常生活に簿記の知識を使う発想が無かったので、今後は使っていきたい」、「簿記や会計だけでなく自分の人生全体について通じる話であった」、「人生を充実したものにするため、簿記2級は必ず取得する」などの声が寄せられた。

日本商工会議所では、簿記をはじめ検定試験について、学習する意義についての有識者のメッセージや、資格取得者の活躍ぶりなどを、検定試験ホームページで紹介している。

 

○応援メッセージ(有識者からのメッセージ)
http://www.kentei.ne.jp/interview/

○輝く資格取得者(資格取得者の活躍ぶり)
http://www.kentei.ne.jp/shikaku

<講演する勝間講師>
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