日本商工会議所は、3月17日、東京都内で標記セミナーを開催した。このセミナーは、女性のキャリア・アップに日商簿記が役立つことを知ってもらうため、日本経済新聞社と共に初めて開催したもので、500名を超える応募があり、抽選で選ばれた約200人が参加した。

セミナーでは、キャリア&マネー協会代表 高村祐規子氏と、経済評論家 勝間和代氏が講演を実施。高村氏は「自分らしく働き続けるための資格」と題して、「資格はかけ算(今の仕事に関係あるもの×差別化できる資格)」「2級以上(3級でやめない)」「取ってから考えるのではなく、取る前に考える(事前に求人などをチェック)」の3つのキーワードをもとに、具体的にどのような資格が役立つかを説明。勝
間氏は、「あなたの価値を最大化するための方法」と題して、「長寿時代には一生もののスキルが必要」「資格の取得は『GRIT(やりぬく力)』の訓練と証明」「簿記2級を学ぶことでビジネスがわかる」と呼びかけた。

参加者からは、「とても役に立った」「学ぶ意欲がさらに強くなった」「早速、ネット通販で簿記のテキストと電卓を買った」などの声が寄せられた。

日本商工会議所では、簿記をはじめ検定試験について、学習する意義についての有識者のメッセージや、資格取得者の活躍ぶりなどを、検定試験ホームページで紹介している。

○応援メッセージ(有識者からのメッセージ)
http://www.kentei.ne.jp/interview/

○輝く資格取得者(資格取得者の活躍ぶり)
http://www.kentei.ne.jp/shikaku

<勝間講師>               <高村講師>
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