大阪商工会議所および日本商工会議所は、12月21日、大阪商工会議所で、「新社会人応援セミナー」を初めて開催し、2016年4月入社予定の内定者や、若手社員を中心に約130人が参加した。
セミナーでは、鈴鹿大学専任講師・中小企業診断士の髙見啓一氏が「ほんなことくらい社会に出る前に知っときや! お金にまつわる最低限のビジネス常識」と題して講演。メーカーの営業担当である社会人1年生の主人公が、先輩社員から、「もうけって何?」「代金の回収までが営業」など会社でのお金にまつわる常識や、会計や簿記によって作成する決算書の基本を学んでいく姿を、ストーリー仕立てで解説し、参加者からは「簿記や会計への興味が湧いた」などの声が寄せられ、大変好評を得た。