原価計算はコストについて理論的に学べる
(千葉ジェッツふなばし 伊藤俊亮さん)

伊藤俊亮さんは、バスケットボール日本代表として、世界選手権等数々の大会に出場され、Bリーグ開幕後はプロバスケットボールリーグのクラブ千葉ジェッツふなばしでプレイしていました。2017-18シーズンを最後に現役生活を終え、現在は同チームの事業部⻑として活躍されています。
今回は、伊藤さんに日商原価計算初級を取得されたきっかけと今後の抱負を語っていただきました。eton1

ー簿記・原価計算にご興味を持たれたのはいつからでしょうか。

現役時代からお金に関する知識の習得に興味がありましたが、2017-2018シーズンをもってバスケットボール選手を引退し、千葉ジェッツふなばしのスタッフとしてのキャリアをスタートさせるにあたり、その必要性を感じました。

ーどのような場面で必要性を感じましたか。

今の仕事ではグッズやチケットの販売など、お金を扱う機会が多くあります。基本的な原価計算の知識を身につけておけば、社長やパートナー企業様などに説明する際の裏付けに役立つと感じました。
Bリーグは創設から3シーズン目で、クラブの運営や経営については、これから更に強化をしていくところですので、いままで「なんとなく」続けていたことを理論づけて学習できるのは有効だと思います。

ネット試験だから誰でも気軽に挑戦できる

ー実際に受験した感想をお聞かせください。

Fk5JsqQRインターネットを利用した試験なので、いつでも受けられることから、現役の選手やクラブスタッフなども気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
私自身、これからは、原価計算初級の知識を生かして、これまで感覚的に把握していたコストに関する意識を理論立てて説明していきたいと思います。さらに上のレベルにも挑戦してみたいですね。

Profile

eton5伊藤俊亮 Ito Syunsuke
1979年、神奈川県生まれ。2002年、中央大学商学部卒業。現役時代は強靭な肉体と204センチの長身に走力を兼ね備えたフィジカルプレイヤーとして日本代表でも長きに渡って活躍した。2018年4月、千葉ジェッツでのシーズンを最後に現役を引退。現在は千葉ジェッツのフロントスタッフとしてチームを運営側から支えている。