日商PC検定1級(データ活用)

日商PC検定1級(文書作成)

伊藤 哲士 さん

塚元 裕加里 さん

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―日商PC検定を受験したきっかけを教えてください

塚元さん
アルバイト先の商工会議所パソコン教室で日商PC検定に出会い、「社会人になると、資格を取得するための学習時間も限られてくるので、学生のうちにできる限り資格取得に挑戦しよう」と思い、日商PC検定を受験しようと思いました。

伊藤さん
システムエンジニアとしてコンピュータシステムの開発業務に携わっている中で、「企業実務で必要とされる『仕事力』が身につく」という日商PC検定のコピーが気になり、自らのスキルの確認とスキルアップのために受験しました。

―日商PC検定を受験してよかったと感じた点や、資格取得を通じて成長したと思われる点を教えてください。

塚元さん
私は文書作成・データ活用・プレゼン資料作成の3分野すべてで2級を取得したのですが、今春から就職した会社の新人研修でも指導役を任されるなど、信頼されていると感じます。これからも取得したスキルを活かせるよう頑張りたいです。

また、1級は2級、3級より実践的な内容が出題されるため、社会人になってからでも役に立つスキルが身につくと思いました。

伊藤さん
データを収集してまとめることには慣れていましたが、それを報告書の形にまとめる方法がわかるようになり、クライアントに説明することが容易になりました。日商PC検定は、操作スキルだけでなく、仕事力が身につくとされていますが、そのとおりだと思います。

-1級試験を受験する際に苦労した点などがあれば教えてください。

塚元さん
知識科目については、持っている知識を自分の言葉でまとめなければいけないので、なるべく短い文章で要点を捉えた文章を作成できるよう練習しました。実技科目については、普段どれだけ文書作成ソフトを活用しているかが問われると感じたので、模擬試験問題で学習したほか、パソコン教室でのアルバイト業務を通じてソフト操作を実践することで試験対策を行いました。

1級に挑戦しようと決めた際に、アルバイト先の上司が、一緒に1級試験にチャレンジしてくれたことも心強かったですね。

本番では、知識科目と実技科目の両方合わせて90分でまとめなければいけないので、苦労したことを覚えています。

伊藤さん
私は仕事柄、大量のデータを収集して出力することには慣れていました。しかし、90分と限られた時間の中で、初めて見るデータの要点をいかに効率よくまとめるかという点では違った大変さがありました。

実技科目については、2級の練習問題を活用して試験対策を行うとともに、1級の模擬試験問題にも取り組みました。また、知識科目については、公式テキストを熟読し、幅広い分野の出題に対応できるよう、ポイントを押さえた理解を心がけました。

試験中は実技科目のデータ量が多く、まとめるのが大変だと感じたので、まずは短い時間で知識科目を解答し、実技科目にかける時間がなるべく長くなるよう心がけました。

-これから受験を考えている方へメッセージをお願いします。

塚元さん
この春から就職し、日商PC検定が実務に直結する資格であったと改めて認識でき、挑戦して良かったと感じています。今後はお客様へ提案書をお渡しする機会も多いと思いますので、身につけたスキルを仕事に活かせるようにしていきたいです。

伊藤さん
今後は資格取得を通じて得た知識等を活かして、先方のニーズに合った業務用アプリケーションの開発や提案等に取り組みたいと思います。また、報告書を作成するいい練習にもなりましたので、よりわかりやすく提案を行えるような資料づくりにも力を入れていきたいですね。