主催の商工会議所について

商工会議所は、地域に根ざした総合経済団体です。企業規模や業種、業態などに関係なく、商工業の振興を図り、経済の健全な発展に寄与するために、国会や行政等への意見具申、商工業者同士の情報交換、商工業に関する経営相談・指導などを行っています。
こうした活動の一環として、ビジネス実務で要求される知識やスキルを身につけた人材の育成を目的に、検定試験を実施しております。

他団体との試験の違い

商工会議所の検定試験は、「商工会議所法」という法律に基づいて、全国統一の基準により実施している「公的試験」です。
企業規模や業種、業態などに関係なく、ビジネス実務に直結する知識やスキルを重視し、企業が必要とする人材の育成を目的に実施しており、多くの企業から高い評価と信頼を得ています。

学校で教えてくれないこと・教科書にないことも出題する理由

商工会議所の検定試験は、学校教育の試験とは異なり、「社会人として活躍できるかどうか」を問う内容となっていることが特長で、優秀な社会人の育成を目的として実施しています。
出題内容は、ビジネス実務に直結したものになっているため、学校では習っていない分野もあるかもしれません。しかし、出題範囲からはずれたものは出題していませんので、検定試験の合格に向けた学習をしっかりと行えば解答できる内容となっています。

勉強の方法

商工会議所の検定試験は、一部の検定試験を除き、公式・公認の学習教材があります。公式・公認の学習教材以外にも、出版社や教育機関が独自に作成した参考書や問題集、通信教育、eラーニングなどもあります。こうしたものの中から自分に合ったものを利用して学習を進めましょう。
また、検定試験に関連する講習会を開催している商工会議所や検定試験の受験対策講座を開設している学校などもあり、これらの中には、厚生労働省の教育訓練給付金の支給対象になっている講座もあります。

受験資格の制限について

DCプランナー1級やEC実践能力2級以上、日商マスターなど、一部の上級試験を除けば、誰でも受験することができます。
小学生から大学生、社会人、主婦、高齢の方など、幅広い方々が、専門的な知識やスキルを身につけるために、また、自分自身のステップアップのために活用しています。

申し込みの方法

商工会議所の検定試験は、全国統一の基準により実施していますので、試験問題や実施時間、採点基準などは全国どこでも同じです。そのため、受験申し込みは、お住まいの地域でも、職場や学校のある地域でも、どこでもできます。
ただし、受験申込先は、検定試験によって異なり、簿記や販売士、そろばんは各地の商工会議所、各種ネット試験はネット試験会場となりますので、注意してください(DCプランナーの受験申込先・方法は、同試験のページをご参照ください)。
なお、各地の商工会議所は、それぞれ独立した組織であるため、受験申込方法や受験申込受付期間、合否発表の日時や方法も異なりますので、必ず事前に受験希望地の商工会議所に確認してください。

合格することによるメリット

商工会議所の検定試験は、多くの企業から高い評価と信頼を得ており、昇進や昇格の条件、資格手当の対象にしているところもあります。
簿記1級合格者は、税理士試験の受験資格が得られます。
また、多くの大学・短大等で、推薦入試の基準や単位認定の対象としても利用されています。
合格するということは、一定以上の実力が身についた証しです。学習を始める前に比べ、合格後のあなたは、必ずパワーアップしているはずです。

資格をもつことがキャリアアップにつながる

1つでも商工会議所の検定試験の資格を取得することは素晴らしいことです。当該分野において専門的かつ実践的な知識やスキルを修得した証明となります。一方で、実際のビジネス現場では、各種のデータ分析や経理事務、企画書の作成や電子メールでの連絡など、一人で様々な業務をこなす必要があります。各種の資格取得を通じて、幅広い分野で実務能力を磨きキャリアアップにつなげてください。