文部科学省は、平成29年1月17日、「情報活用力調査」の結果を公表し、翌日の日本経済新聞にも「高校生、表計算ソフト苦手 情報活用力調査 正答16%どまり」との見出しで記事が掲載されました。

同調査は文部科学省が全国の高校2年生を対象に実施したもので、特に「表計算ソフトを正しく使えるかどうかをみる問題」や「複数の散布図を分析し、根拠を示して意見・提案をまとめる問題」の正答率が低く、ICTの活用力に課題があるとの結果がでています。

また、このほか、「1分間あたりの文字入力数(平均)が24.7文字」、「スマートフォンは94%の生徒が自分のものを利用」、「パソコンを利用している生徒は、利用していない、持っていない生徒よりも得点が高く、統計的に有意な差が見られる」との調査結果も公表されています。調査結果の詳細は下記の文部科学省ホームページをご参照ください。

○情報活用力調査(文部科学省ホームページ)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1381046.htm

○高校生、表計算ソフト苦手(日本経済新聞ネット版)
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG17HB5_X10C17A1CR8000/

なお、商工会議所では、パソコンの操作スキル、速くて正確なキーボード操作スキル、企業実務に直結した文書や資料の作成スキル、業務データの分析・活用スキルの習得を支援するため、「日商PC検定」(文書作成分野、データ活用分野、プレゼン資料作成分野の3つの試験があります)、および、「キータッチ2000テスト」「ビジネスキーボード検定」を実施しています。
○日商PC検定について(検定試験ホームページ)
http://www.kentei.ne.jp/pc

○キータッチ2000テストについて(検定試験ホームページ)
https://www.kentei.ne.jp/keytouch

○ビジネスキーボード検定について(検定試験ホームページ)
https://www.kentei.ne.jp/bus