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武蔵野商工会議所管内のパソコン教室に通う小学校1年生の石川くんが、日商PC検定文書作成3級に合格しました。同検定に合格するためには、ワードの操作スキルだけではなく、ビジネス文書に関する知識も必要なので、小学生が合格するのはとても珍しいケースです。

石川くんのコメント

幼稚園の頃からパソコンで手紙を書くのが好きだったので、小学校入学をきっかけにパソコン教室に通いました。入門編のカリキュラムが終わり、もっとパソコンについて知りたくなったので、先生に紹介してもらった「日商PC検定(文書作成)」の3級の勉強にチャレンジすることにしました。
初めのうちは、テキストの読めない漢字や英語が多くて、お母さんやお父さんに教えてもらいました。お母さんと間違えた問題を繰り返しているうちに、知っている言葉が増えました。
模擬試験では、なかなか合格点が取れなくて、やめようと思ったこともありましたが、教室の先生、お母さん、お父さんに励ましてもらい、勉強を続けることができました。本番の試験のときはとても緊張したので、落ちてしまったかと思いましたが、結果は合格だったので、とても嬉しかったです。パソコン教室の先生や受験生にも褒めてもらい、勉強は大変だったけど、やっぱり受けてよかったなと思いました。
これからは、プレゼン資料作成の3級や文書作成の2級にチャレンジしようと思います。
将来は、セキュリティソフトや健康関係のアプリを開発してみたいです。

石川くんのご両親のコメント

幼稚園の頃から、音楽教室とスイミングに通っていたのですが、息子の小学校入学の機会に、学習系の習い事を探していました。そんなときに、武蔵野商工会議所管内のパソコン教室の新聞折り込み広告を見つけ、試しに体験教室に行ってみました。周りは大人ばかりでしたが、息子も毎週通いたいと興味を示したので申し込みました。
もともと読書が好きで文字に興味があったのですが、入力の細かい点、例えば文字フォントの英語表記の区別は難しいようで、苦労していました。ビジネスの定型文書については、一緒にテキストを読んだり、クイズ形式で問題を出してやる中で、少しずつ覚えていきました。
模擬試験では、実技科目の点数がなかなか伸びない時期があり、その頃は息子もやる気を失い気味になりましたが、間違えた個所を繰り返し復習させてみたところ、段々と高得点を取れるようになり、自信をつけたようです。パソコンの技能を身につけられたのはもちろんですが、試験の勉強をとおして、興味を持ったことを頑張り続けること、苦手意識のある課題にも向き合って克服できたことは、息子にとっても得難い体験になったと思います。
ご指導いただいたパソコン教室の先生方や、いつも優しく声をかけていただいた受講生の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

 

※石川くんは、3月7日に受験したプレゼン資料作成の3級にも見事合格されました。