DCプランナーの「DC」とは、確定拠出年金(=Defined Contribution)のことですが、DCプランナーは、確定拠出年金だけに詳しい専門家ではありません。

年金制度全般にわたる専門的な知識に加え、投資やライフプランに関する知識まで併せもつ、公共性と専門性を兼ね備えた“企業年金総合プランナー”です。DCプランナーには、年金制度全般にわたる正しい知識を普及・啓発する役割を担うとともに、新しい年金制度を適切に運営・管理する実務家として、法令を遵守し、加入者保護の観点から説明責任や受託者責任を果たす、といった役割が期待されています。

DCプランナー認定試験は、1級と2級に分かれており、これまでに延べ約150,000人の方々が受験し、約45,000人(1級総合合格者と2級合格者の合計)が合格しています。合格者のうち、DCプランナー(企業年金総合プランナー)として資格を登録した方には、認定証(カード)を交付し、対外的にDCプランナー(企業年金総合プランナー)であることを証明するとともに、日頃の活動をバックアップするために、メールマガジン(毎月2回)や情報誌(年2回)により、最新の年金関連情報を提供しています。加えて、2年ごとの資格の更新制度を設けていますので、通信教育講座の受講等により、知識のブラッシュアップを図ることもできます。