日商PC(データ活用)[1級・2026年2月15日施行]

岩手県北上市で「こむぎパソコン教室」を運営する和田さん。10代~80代までの幅広い年代を対象に、Officeソフト活用方法や、IT関連資格取得、ITリテラシーに関する個別指導やセミナー講師として活躍されています。同教室の指導内容は、単にパソコン操作やOfficeソフトの使い方に限らず、企業実務で求められる実践的スキルを併せて学習できます。日商PC検定で不可欠な知識・技能が幅広く習得できることが特徴で、ある程度上達した受講生には日商PC検定の受験を勧めているとのことです。

和田さんは既に日商PC検定1級の3分野(文書作成・データ活用・プレゼン資料作成)に合格され、2023年度には文書作成1級において最優秀者表彰を受賞されました。その後、生成AIの急速な普及等により指導現場でITリテラシーや情報セキュリティ知識等のブラッシュアップの必要性を実感。自己研鑽と指導力向上を目的に日商PC検定1級データ活用に再挑戦し、最も優秀な成績で合格されました。

試験対策にあたっては、実技科目は日商PC検定公式テキスト2級・3級の問題を1級出題形式に応用し、実務を意識した演習を繰り返したそうです。知識科目は、参考書籍の内容をレポート形式に整理し、生成AIを補助的に活用して理解を深められました。単に知識を習得するだけでなく、本質を捉えて「受講生に説明できるレベル」まで深く理解することを意識して学習に取り組まれたそうです。教室運営と並行した学習時間の確保には苦労されたものの、新たな知識を学ぶ楽しさも味わえたとのことです。

こうした努力が実を結び、DXやセキュリティ、生成AIなどをテーマとした地域向けITセミナーにおいて、自身の言葉で中身ある説明が可能になったと感じているそうです。「日々受講者から寄せられるAIやITに関する質問に対し、実体験を踏まえて対応できるようになったことは、自身の成長であり、大きな財産だと感じています」と、試験勉強で得た成果を語ってくださいました。

今後は、今回の資格取得をゴールではなく、学んだことを受講生や地域へ還元するためのプロセスとして生かしたいとのこと。単に「パソコンが使える」「定年後に役立つ」といった漠然とした学びではなく、その先の資格取得、就職・転職、業務改善、学び直し、地域での活躍など、一人ひとりが目的や将来像を持って学べるよう支援していきたいとのことです。「生成AIの普及によりその出力内容がビジネスで相応しいかを見極めるスキルが従来にも増して求められる。今回の資格取得を契機にアップデートした知識や経験を活用し地域の人々の啓発に貢献していきたい」と抱負を語ってくださいました。

【受験地商工会議所:北上(岩手県)】