日商PC(文書作成)[1級・2025年2月16日施行]
パソコン教室を全国各地に展開する会社に勤務する安田さんは、2022年度に日商PC検定1級データ活用に合格し最優秀者表彰を受賞しました。これを契機に、受講生の指導インストラクターから商品開発課へ異動となり、講座の企画や教材の開発業務に従事することとなりました。新たな担当業務で活用するための知識向上とともに、インストラクターが日商PC検定1級を目指すきっかけをつくるため、他分野にも挑戦し、2023年度のプレゼン資料作成1級、文書作成1級合格に加え、2024年度2月施行の文書作成1級において最も優秀な成績で合格しました。
日商PC検定1級3分野(文書作成・データ活用・プレゼン資料作成)を取得した知識を活かして、企画立案業務に携わる傍ら、簿記講座のオンライン指導も行うなど幅広く活躍されています。
受験にあたっては、公式テキストを重視した勉強を進めました。知識科目では、理解した内容を人に説明できるかどうかという観点で読み込みをしていたそうです。実技科目では、操作スキルや機能を覚えるだけでなく、操作目的や実務においてどの場面で使用するかを意識しながらスキルの習得に努めたとのことです。
資格取得を通じた自身の成長については、「相手に分かりやすく伝える能力が身についた」と語る安田さん。日商PC検定は、実務の場面に即した出題となっており、指示内容を正確に理解し、相手に分かりやすい文章を作成する能力が身につき、実際の業務で活かされていると話してくださいました。
今後は、「現在主流のアニメーション形式の映像講座に加え、実際の講師が要点を解説する新形式の講座を開発し、日商PC検定に興味を持つ受講生を増やしていきたい。また、日商PC検定1級3分野や以前取得したリテールマーケティング(販売士)1級のみならず、簿記講座の指導に活かすため、日商簿記検定1級の取得を目指していきたい」と抱負を語ってくださいました。
【受験地商工会議所:東京(東京都)】