日商PC検定試験(データ活用) [1級・2021年10月3日施行]

民間職業訓練施設におけるアシスタント講師として日商PC検定や日商簿記検定の資格取得対策講座に携わっている杉沢さんは、同講座のカリキュラムに日商PC検定1級対策が組み込まれていることから日商PC検定(データ活用)1級の受験を決め、21年10月施行の1級試験に最も優秀な成績で合格されました。

知識科目の勉強では、商工会議所検定ホームページに公開されている「ネット社会のデジタル仕事術」の内容を自分で音読・録音し、家事をしながらイヤホンで確認していたそうです。また実技科目では、「公式テキストの問題を使ってデータ分析を繰り返し行い、試験時間内にレポートを仕上げられるようになるまで学習した」とのことです。

一番苦労したことは、「勉強時間の確保」と語った杉沢さん。小さなお子さんがいる杉沢さんにとって勉強できる時間は、お子さんが就寝した後やお昼寝の時間だったそうです。そして、貴重な時間をやり繰りし努力を続けていく中で、勉強することが習慣となり、自分の成長を実感したとのことです。

その結果、日商PC検定(データ活用)だけでなく、日商PC検定の文書作成やプレゼン資料作成、日商簿記検定の2級などの資格も取得した杉沢さん。今後は、「こうした知識や技術を活かしてさらなるスキルアップを目指したい」「アシスタント講師として実務に役立つ日商PC検定を多くの訓練生が取得できるように励んでいきたい」と抱負を語ってくださいました。

【受験地商工会議所:さいたま】