日商PC検定1級(文書作成)

日商PC検定1級(データ活用)

永山 樹里 さん

東 英和 さん

―日商PC検定を受験したきっかけは何だったのでしょうか?

<永山さん>
大学内で、日商PC検定1級取得のための夏季集中講座が組まれていたことがきっかけでした。就職活動に向けて、レベルの高い資格で自身のスキルを証明したいと考え、実務的なビジネス文書の作成スキルが身につく、日商PC検定を受験しました。

<東さん>
以前、販売士の資格を取得した際に、日商PC検定のことを知りました。すぐに実務に役立つ「業務直結」の資格であり、会社で勤務する中でパソコンスキルの向上による業務効率化の必要性を感じていたことから、受験を決めました。

―受験してよかったと感じるところは何でしょうか?

<永山さん>
ビジネス文書の作成スキルが一から身についただけでなく、文書の構成や内容を考える力、さらにはビジネス社会における一般知識も修得することができた点です。今後の就職活動の際に自身のスキルを証明する明確な術ができたことで、自信にもつながりました。また、アルバイト先の雑貨店でもこのスキルを活かせる業務を新たに任され、資格を取得したことが評価されていると感じています。

<東さん>
仕事でパソコン操作は必須であり、企業組織のどの階層でも一定以上の知識とスキルがあることが前提となっています。日商PC検定のデータ活用分野は、実際の仕事で行っている分析に極めて近い内容を問う試験で、受験勉強が、そのまま仕事力のレベルアップにつながりました。また、資料作成を部下に依頼する時も、作成に当たってのポイントを示すなど、アドバイスをしやすくなりました。

―勉強方法、学習のポイントを教えてください

<永山さん>
大学の夏季集中講座を受講したほか、2級のテキストや検定ホームページに掲載されているサンプル問題を活用して学習を進めました。実技科目は繰り返し問題を解いて慣れることにより、短時間で考えをまとめ、早く正確に処理することが大切です。知識科目は、公式テキストの文章を丸暗記するのではなく、内容を理解した上で、簡潔にまとめることが出来るようにすることがポイントです。自分の言葉で書くことで、知識が定着しやすくなると思います。元々パソコンはよく活用していたので、学習も苦しいどころか楽しく進めることができました。

<東さん>
実技科目については、検定ホームページに掲載されているサンプル問題に取り組むとともに、1級試験の直前対策セミナーに参加しました。知識科目については、公式テキストを読み込んだことに加え、IT関連の記事・特集に注目して新聞を読むよう心がけました。仕事の都合で、なかなか勉強する時間が確保できない時もありましたが、起床時間を早くする、入浴中にテキストを持ち込むなど、日々の生活の中でうまく隙間時間を捻出して効率良く学習しました。また、日商PC検定の2級、3級、Basicは平日休日問わず試験日・時間帯、また受験会場が幅広く設けられているので、そちらを先に受験しておくと1級の足固めになり、とても良いと思います。

―これから受験を考えている人にメッセ―ジをお願いします

<永山さん>
残念ながら「1級は難しくハードルが高い」というイメージが先行して、受験に踏み出す前に怖気づいてしまう人が多くいらっしゃるように思います。しかし、まずは「受験してみよう」「難しいからこそ自身の力になる」という気の持ちようが大切です。気持ちが整ったら、あとは合格に向かって努力を重ねてください。必ず、ご自分のスキルを証明する明確な術になります。

<東さん>
50歳になっても取得することができます。ぜひ年齢にとらわれずにどんどんチャレンジしてください。また、資格の取得はその努力のプロセスも評価されます。学生の方は、採用の場面でも評価のポイントになり得ると思います。

<永山さん>
スキルの証明になるだけでなく、入社後、困難なことに直面しても、この努力のプロセスを糧に乗り越えられる人物であるという見方をしていただけるということですね。

<東さん>
はい。もし永山さんが当社の面接に来られたら、その場で採用と言ってしまうかもしれません(笑)今の時代には即戦力となる人材ですからね。

<永山さん>
ぜひお願いします!