平成29年度の出題範囲の変更において、留意すべき点はありますか?

平成29年度の変更のうち、連結会計については、2級の学習者にとって学習時間を要する論点であり、平成29年度の試験範囲に対応したテキストや問題集が平成29年3月頃に刊行予定なことから、時間的な余裕が乏しくなることが予想されます。そのため、学習者の進捗を考慮し、連結会計については、平成29年11月の第147回検定試験以降の出題とします。詳細はこちら

2級の試験勉強を続けてきましたが、出題範囲の変更によりこれまでの勉強は無駄になるのですか?

出題範囲の変更後も、これまでどおり出題される範囲がたくさんありますので、無駄にはなりません。
2級の試験科目は、商業簿記、工業簿記の2科目ですが、工業簿記の範囲に変更はありませんし、商業簿記についても、すでに身につけた知識をおさらいしつつ、新たに加わった論点に重点的に取り組むことで、効率的に学習いただけます。

これまで1級の出題範囲だったものが2級で出題されることになりましたが、2級の試験はかなり難しくなるのでしょうか?

今回の改定では、各級のレベル(程度・能力)の水準は変更していません。1級から2級に移行した論点については、1級で出題されていた内容がそのまま2級で出題されるわけではなく、2級にふさわしいレベルの内容が出題されます。
また、特殊商品売買や社債といった論点が、2級から1級に移行するなど、総合的な学習負担にも配慮し、出題範囲を変更しています。

出題範囲の変更により、見たこともない問題ばかり出題されるのでしょうか?これまでの過去問題は参考になりませんか?

これまでどおり出題される範囲がたくさんありますので、「見たこともない問題ばかり」にはなりません。過去問題と同じ論点、似た形式での出題も引き続き行われますので、出題範囲から外れた論点を確認したうえで、これまでの過去問題も参考としてご利用いただけます。

独学で2級に挑戦する予定ですが、新しい試験範囲の勉強はどうすればよいのでしょうか?

改定に対応した対策講座の開講やテキスト・問題集の発刊が、順次始まっており、本サイト上でも紹介しています。また、本サイト上のワンポイント講座やサンプル問題、模擬問題も併せてご活用ください。

2級の出題範囲となったものは、今後は1級では出題されなくなりますか?

上位級の出題範囲には、下位級の範囲も含まれますので、1級から2級に移行された論点を含め、2~4級で出題される論点については、すべて1級で出題される可能性があります。

今回、各級で出題範囲から外れたものは、今後は出題されなくなりますか?

すべての級の出題範囲から外れた論点は、出題されなくなります。具体的には、特殊仕訳帳制、5伝票制、手形の裏書譲渡・割引時の偶発債務の備忘記録(評価勘定法・対照勘定法)、大陸式決算法、本支店会計における未達取引の整理は、今回の改定に伴い、すべての級において出題されなくなります。

3年間にわたり出題範囲が改定されるのは分かりづらいのですが?

今回の改定内容は多岐にわたることから、受験者および指導者への配慮として、一部の論点については、テキスト・問題集等の教材をはじめとする学習環境の整備を待ち、平成29年度あるいは平成30年度に適用することとしています。何卒ご了承ください。