日商簿記[第153回1級・2019年11月17日施行]

長谷川さんは、現在、資格取得学校に通いながら公認会計士を目指し、日々、学習に取り組んでいらっしゃいます。

長谷川さんは商業高校の出身ですが、はじめは、簿記を勉強する予定はなかったそうです。会計科の友人の勧めで日商簿記2級の受験を試みたところ、友人の協力もあり、見事合格。その後、簿記の楽しさに気づき、さらに高みを目指すため、簿記1級の受験を決めました。

しかし、合格までの道のりは、平坦ではなかったようです。簿記1級の学習を始めた当初は、簿記2級と比べ計算の難易度が高いことなどから、単元を学習するたびに挫折しそうになったとのことです。こうした困難を乗り越えるため、問題を何度も繰り返し解き、身体で覚えることで、また簿記の楽しさを再確認し、計算の本質が理解できるようになったといいます。「その経験は、大きな糧となった。」と長谷川さん。既に公認会計士短答式試験は合格しており、11月の論文式試験の合格に向け、日夜学習に励んでおられます。

【受験地商工会議所:仙台】