日商簿記 [第141回1級・平成27年11月15日施行]

公認会計士試験合格を目指す野本さんは、自身のレベルアップと知識の足場固めのために日商簿記検定1級を受験し、最も優秀な成績で合格されました。

勉強を開始した当初は、会計特有の考え方や背景の理解に苦労されたそうですが、目標である会計士での活躍に向けて勉強を重ねられており、大阪商工会議所主催のビジネス会計検定1級にも合格されています。

日商簿記1級合格に向けては、会計処理の基礎知識を固めることと、会計理論を理解することが重要であると考え、2級までの基礎知識を着実に固めながら過去問題を中心に反復練習を重ねたそうです。

これから勉強する方々に向けて、簿記の学習において大切な点を伺ったところ、「会計の理論に従って筋道建てて考えることで会計処理の本質的な理解につながり、応用が利くようになることから、実務的と言われる簿記検定でも、理論の理解が重要だと考えます」とお話しいただきました。

簿記検定試験の学習を振り返って、「会計の勉強だけでなく、あらゆることを理論的に考えて行動する習慣が身についてきたように思えます」とし、今後の意気込みとして、「簿記検定で身につけた実力をさらに伸ばし、公認会計士試験合格に向けて頑張ります」と語ってくださいました。

【受験地商工会議所:川越】