簿記 [第132回1級・平成24年11月18日施行]

boki132

―簿記検定1級にチャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。

公認会計士試験に向けて勉強をしていますが、簿記1級を取得することができれば、会計について自信を持つことができると思ったからです。試験で間違えた仕訳処理は、しばらく記憶に残るので、簿記の力が付くと思いました。また、受験学習がだらだらとなりがちな中、試験があることは、モチベーションを保つ上で、大切だと思いました。

―具体的な学習方法や学習過程で大変だったことがあれば教えてください。

予備校に通学しながら勉強しました。

―1級合格によるメリットや、同種の検定試験の中から商工会議所の検定試験を選んだ理由を教えてください。

決算整理前残高試算表を見ると、いつも心が折れそうになりますが、1級に合格したことで、少し自信を持って簿記に取り組めるようになりました。今まで履歴書には、運転免許と書道初段くらいしか書けませんでしたが、大きな字で、簿記1級と書けるようになりました。商工会議所の検定試験を選択した理由は、一番名前を知っていたからです。権威がありますし、認知度がとても高いと思いました。

―今後、資格をどう活かしていきたいですか?

大前提は実力があることですが、資格を持つことは信頼を得ることに繋がると思います。国際的な経済競争が激しくなる中で、会計の知識を活かして、世の中の役に立てればと思います。文化の継承と格差是正に取り組むことが人生の本質だと教わりました。慢心することなく、精進したいです。

―これから受験される方へのアドバイスをお願いします。

アドバイスは僕の方が欲しい所ですが…。納豆を食べると賢くなった気になります。ここ一番では、ユンケルを飲みます。簿記の勉強は一歩一歩知識を確実にしていくことが大事なように思います。なかなか知識が定着しなくても、粘り強く頑張ってください。


【受験地商工会議所:京都】