日商簿記 [第168回1級・2024年11月17日施行]
現在、東陽監査法人にてJ1(ジュニアスタッフ1年目)として監査業務をされている大場さんは、2024年11月に開催された「簿記-1グランプリ」にチームで参加するため、日商簿記1級を受験されました。
日々の勉強においては、勉強時間のみならず勉強効率を重視し、勉強と休息の両立を特に意識して効率向上に努めたそうです。「常に全力で走り続けることができないのと同様、勉強においても休むことでより良い結果が出ると考え、週に1日は完全に休む日と決めました」と語る大場さん。もっと勉強した方が良いかもしれないと思うこともあったそうですが、「休んでいる時間も勉強時間のうち」と固く決意されました。
合格するまでに苦労されたことは、自身の成長を感じられない時期があったことだそうです。試験で最も成長を感じるのは点数が伸びた時ですが、上位レベルになるほど点数は伸びづらくなります。60点を70点にするよりも70点を80点にする方が難しく、「伸び代が少なくなるにつれて、より深い知識をつける必要がある」と頭では理解していても、実際の点数を見ると、成長を実感できなかったそうです。
日商簿記1級の勉強を通して現状に満足せず、成長するために学び続ける姿勢が身に付いたと振り返る大場さん。今回の経験を踏まえ、「常に上を目指す姿勢を忘れず、さらなる成長のために知識を活用していきたい」と、抱負を語ってくださいました。
【受験地商工会議所:市川(千葉県)】