日商PC(文書作成) [1級・平成24年10月7日施行]

pcb24

―日商PC(文書作成)1級にチャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。

パソコン教室のインストラクターとして、日々、日商PC検定の受験指導を行っていますが、指導する立場として、受講生により良い指導を行うことと、個人として最難関の試験に挑み、合格することで「自分は何かを極めることができた」という自負心を持ちたいと思ったからです。

―具体的な学習方法や学習過程で大変だったことがあれば教えてください。

実技問題は、サンプル問題や3級、2級の問題をすべて満点が出るまで繰り返し、結果を印刷して並べ、時々目を通しました。知識問題は公式テキストを読み、キーワードを抜き出し、そのキーワードについて15分400字でまとめました。その後、見直して校正するという作業を繰り返しました。

―1級合格によるメリットや、同種の検定試験の中から商工会議所の検定試験を選んだ理由を教えてください。

1級に合格することによって、普段の指導の中でも、質問に対して自信をもって回答することができますし、自分の自信につながります。日商PC検定は、操作、機能の丸暗記ではなく、必要な技術をいかに適切な形でアウトプットできるか、「実務力」「応用力」を問われる試験であり、日々の業務の中で確実に活かせることが、日商PC検定を選んだ理由です。

―今後、資格をどのように活かしていきたいですか?

まずは部下や受講生の方々に検定の意義を伝え、さらに日商PC検定が世間に浸透するようにしていきます。また、自分のキャリアとして、様々な資格試験などに挑戦する出発点にしていきたいです。

―これから受験される方へのアドバイスをお願いします。

実技問題については、3級、2級の問題の中にもヒントが散りばめられています。様々な文書を作り、求められている文書のイメージをつかんでおくことが大切です。知識問題については、ただまとめるだけではなく、まとめたものを校正することの方が、大切だと思います。その中でしっかりと内容を憶えることができ、理解も深まります。分量が多いので、計画的に勉強をして無理のないペースで行うことをおすすめします。誰かと一緒に挑戦するのがモチベーションや内容理解の観点からもベストです。だた、最後はやはり自分の力ですので、自分の勉強法に自信を持って取り組んでください。


【受験地商工会議所:岡山】