「基本が大切」とは、よく言われることですが、パソコン操作も基本が大切なことに変わりはありません。パソコン操作の基本とは、すなわちキーボード操作です。

Windowsの出現以来、専門家や一部の愛好者ばかりでなく、誰もが触れるようになったパソコンですが、マウスの操作だけではパソコンの機能のうち、ほんのわずかなことしかできません。

ワープロによる文書作成も電子メールもキーボードによる文字入力が中心であり、現在、専門家としてパソコンを操作している人も初めはキーボードの入力から覚えていったのです。

初心者にとっては、大きなハードルとなるキーボードですが、情報化がすすむ社会では不可欠の技能と言えます。

キータッチ2000テストは、あなたのキーボード操作技能を証明する試験です。この試験は、合否を判定するものではなく、試験時間中(10分間)に入力できた文字数で技能を証明します。

タッチタイピングとは

タッチタイピングとは、それぞれの指の分担を決めて各キーを打つ方法で、「キーボードを見ないで打つ」ことを言い、最も効率的に、最も多くの情報をコンピュータに送る手段であり、快適なパソコンライフをおくるためには、必要となる技能です。また、手元と画面を交互に見るのに比べ、画面だけを見ているので目が疲れません。

現在、日本で発売されているパソコンは、JIS(日本工業規格)により、キーボードの文字配列が決まっており、アルファベット部分について言えば、ほぼ全世界共通の配列になっています。従って、一度アルファベットのタッチタイピングを身につけてしまえば、機種が換わっても、世界中のパソコンに対応することができます。