1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)認定試験 答案練習
~2017年度試験対策・第7回~
■企業年金総合プランナー(DCプランナー)メールマガジン第360号
(2017.11.15)掲載
C分野:シャープ・レシオ
D分野:各種係数
《問1》の「解答・解説」
運用者の4年間の運用実績から平均リターンを求めると、次のように
なります。
{10%+(-2%)+7%+(-3%)}÷4=3%
無リスク金利1%、標準偏差5.61%をシャープ・レシオの式にあて
はめて計算します。
(3%-1%)÷5.61%=0.3565…→0.36
《解答》 1
《問2》の「解答・解説」
ア)一定の金額(元本)を複利運用した場合の将来価値を求めるには、
終価係数が用いられます。
イ)複利運用において、一定期間後に一定の金額を得るための現在価
値を求める係数は現価係数です。
ウ)毎年(期)、一定の金額を複利運用しながら積み立てていく場合、
一定期間後の元利合計はいくらになるかを示す係数は、年金終価
係数といいます。
エ)一定の金額(元本)を複利運用しながら一定期間で取り崩してい
く場合、毎年(期)どれくらいの金額を取り崩すことができるか
を示す係数を資本回収係数といいます。これは、年金現価係数の
逆数です。
減債基金係数は、一定期間後に一定の金額を得るためには、毎年
どれだけ積み立てればよいのかを求めるもので、これは年金終価
係数の逆数といえます。
《解答》 2