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日商簿記 [第146回1級・平成29年6月11日施行]

大学(慶應義塾大学)に在学中の文屋さんは、公認会計士の試験合格を目指し、会計専門予備校に通いながら学習に励んでおり、その成果を確認するために日商簿記検定1級を受験し、最も優秀な成績で合格されました。

公認会計士試験に向けて、大学1年生の夏から計画的に簿記の学習を進め、2年生で1級に合格しました。さらに、目標である公認会計士試験短答式試験に合格し、3年生の現在は、論文式試験に向けた学習を継続されています。

1級の学習においては「仕訳の対象となっている経済活動がどのようにして利益を生み出し、どのような意図で動いているのかに着目し、関心を持ちながら勉強しました」とのことです。
資格取得を通じて「問題文に与えられた情報から処理する方法を見極めることが難しく苦戦したこともありましたが、自身が不足していると感じるスキルを、どのようにすれば身につけられるかを考えながら学習に反映させました。これにより、常に自分の能力や状況を分析し行動に移す力を身につけられたことが一番の成長だと感じています」と語ってくださいました。 
また、学習に向けたアドバイスとして、「すでに成功している企業の財務諸表を読み解き、ヒントを得るなど、興味を持って学習することが大切だと思います」とお話しいただきました。

【受験地商工会議所:川崎】