2019年度以降の出題範囲の変更において、留意すべき点はありますか?

2019年度以降も引き続き出題範囲となる論点のうち、日商簿記検定試験上、扱いが変更になった論点が挙げられます。具体的には、商品券は標準・許容勘定科目表に記載の「受取商品券」(他者発行の商品券)を用いること、当座借越(期中は当座預金の貸方残とし、期末に適切に振り替える。)、消耗品棚卸し・貯蔵品棚卸し(一般的な消耗品はすべて購入時に費用処理し、資産計上を行わない方法に限定する。また、換金性が高い資産については、決算において費用から貯蔵品へ振り替える。)などがあります。詳細は「2019年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」をご覧ください。

3級の試験勉強を続けてきましたが、出題範囲の変更により、これまでの勉強は無駄になるのですか?

出題範囲の変更後も、これまでどおり出題される範囲がたくさんありますので、無駄にはなりません。すでに身に着けた知識をおさらいしつつ、新たに加わった論点に取り組むことで、効率的に学習いただけます。

独学で3級に挑戦する予定ですが、新しい試験範囲の勉強はどうすればよいのでしょうか?

改定に対応した対策講座が開講されているほか、テキスト・問題集が順次発刊されています。本サイト内でも紹介していますのでご活用ください。また、改定内容をふまえたサンプル問題を本サイト上に掲載していますので参考にしてください。
なお、今回の改定により3級の出題範囲となった論点の一部(電子記録債権・電子記録債務、クレジット売掛金、消費税(税抜方式)、月次決算)は、日商簿記初級の出題範囲・内容に含まれています。日商簿記初級から段階的に学習することをおすすめいたします。

これまで2級の出題範囲だったものが3級で出題されることになりましたが、3級の試験はかなり難しくなるのでしょうか?

今回の改定では、各級のレベル(程度・能力)の水準は変更していません。2級から3級に移行した論点については、2級で出題されていた内容がすべてそのまま3級で出題されるわけではなく、3級にふさわしいレベルの内容が出題されます。また、日商簿記初級で学習した内容を踏まえて3級の試験問題が出題されます。

3級の出題範囲となったものは、今後は2級・1級では出題されなくなりますか?

上位級の出題範囲には、下位級の範囲も含まれますので、従来の2級以上から3級に移行された論点を含め、すべて2級・1級の出題範囲であり変更ありません。今後も出題される可能性があります。

今回、各級で出題範囲から外れたものは、今後は出題されなくなりますか?

すべての級の出題範囲から外れた論点は、出題されなくなります。具体的には、商品の値引、6桁精算表は、今回の改定にともない、すべての級において出題されなくなります。