課税所得の算定方法

これまでの2級では、例えば「税引前当期純利益の○%を法人税、住民税および事業税として計上する」というように、法人税等の簿記的な処理方法が出題されてきました。従いまして、法人税などの納税額の基礎となる課税所得を算定するプロセス自体は税法の知識を必要とするため、出題されませんでした。しかし、課税所得が益金から損金を差し引くことで求められ、収益と益金、費用と損金は同じ概念ではないため、税引前当期純利益と課税所得が異なることをある程度理解しておくことは、後述する圧縮記帳や、平成30年度から2級においても出題されることになっている税効果会計を学習するためにも必要です。そこで今回の「出題区分表」の改定にあたって課税所得の算定方法を明示することとなりました。