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マーケレッドやストアブルーも持っている資格「リテールマーケティング(販売士)検定」についての詳細は、こちら

用語解説

RM戦隊 マーケレッド(赤井いちご)

本作の主人公。販売士検定合格後、変身能力を獲得。恋する乙女。
から揚げにはレモンを絞る派。

RM戦隊 ストアブルー(蒼井つばさ)

レッドの相棒。簿記資格も持っていて数字に強い。しっかり者。
から揚げに塩は欠かせない派。

先生

謎の司令官。
から揚げにソースをかける独自路線。

商店街

商店街は商圏規模の小さいものから順に、「近隣型」「地域型」「広域型」「超広域型」に分類されるが、景況感としては商圏の小さい商店街ほど衰退している割合が高い。全国の商店街タイプの6割近くを占める近隣型商店街については、「衰退している」との回答が半数以上(50.6%)を占めるなど、最も深刻な様相を呈している(平成21年度商店街実態調査より)。

区画整理

土地区画整理事業のこと。都市計画区域内の土地について、公共施設の整備改善及び宅地の利用増進を図るために行われる、土地の区画形質の変更及び公共施設の新設又は変更に関する事業。たとえば、古くからの駅前市街地等で「宅地の形が悪い」「道が狭い」など、交通や防災上問題がある場合に、区画の形を整え、広場や道路等の整備を行うものである。

商店街は高齢化

平成21年度商店街実態調査によると、商店街自身が最も大きな課題として認識しているのが「経営者の高齢化による後継者難(51.3%)」である。商店街の後継者対策の取組状況も「対策は講じていない」と回答した商店街が半数を超えている(52.2%)。

モータリゼーション

自家用自動車の普及のことをいい、転じて「車社会化現象」のことを指す。モータリゼーションの結果、電車やバスといった公共交通機関が衰退する地域も多い。郊外型のロードサイド店舗が増える一方、中心市街地にある商店街の低迷といった状況も招いている。

バイングパワー

支配的な地位や企業規模の大きさにより、仕入原価等について商品やサービスを他の仕入先よりも好条件で取引できる状態をいう。

改正まちづくり三法

まちづくり三法とは、1998年5月に制定された「中心市街地活性化法」「大規模小売店舗立地法」「改正都市計画法」の三法の総称のこと。少子高齢化が加速し人口が減少に減じる中で、このまま中心市街地が衰退し、市街地の機能が郊外へ拡散していくと、高齢化や治安の悪化によりコミュニティが崩壊する恐れがある。こうした危機感などから、まちの機能を中心市街地に集中させる「コンパクトシティ」の考え方を背景に、2006年5月にまちづくり三法の改正が行われた。

地域の雇用

全産業の中でも小売業は事業所数(店舗数)が最も多く(約113万8千)、雇用の受け皿としても重要な役割を担っている。小売業は全国的に分散して存在するため、地理的、年齢的にもその雇用機会は幅広い。とりわけ、中小小売業は地域密着性が強いのが特徴である。今後とも、正規雇用や若年者に限らず、中高年や主婦などへの職場提供、リストラによって生まれた失業者への職場提供など様々な角度からの雇用の需要創出が期待される。

筆者より

中心市街地と買物難民の問題は、政策的にもホットな話題なので新シリーズのテーマにしました。シリアスなRM戦隊救世主編(?)をお楽しみください(現実の再開発や区画整理はもっと丁寧に行われているはずですが)。