| 兵庫県宝塚市にある甲子園大学ではこのほど、同大学心理学科1年生向けの情報処理演習で受講者全員が「日商PC検定Basic(データ活用)」にチャレンジした。検定試験を担当した先生に話を聞いた。 |
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受験に挑む大学生ら(兵庫県宝塚市) |
全員受験で分かったこと
今回指導にあたった同大学総合教育研究機構の梶木准教授は、当初、自信のない学生には受験させないということも検討していたという。しかし、何をやるにもまずきっかけが必要。後々のステップアップにつながってくれたらという思いから、最終的に全員に受験してもらった。
「成績については、結果的に、授業への出席状況と合否の相関はないように感じました。これはおそらく、毎回授業に出席はしてもスキルが身に付かない学生がいる一方で、すでに高校で習っていて、ある程度解けてしまう学生がいるということだと思います」
講義中にもたびたび感じることはあったというが、個々の学生の実力を客観的な数字で確認することができ、指導面からも全員受験の意義は大きかったと振り返る。
初学者の指導に向いている
日商PC検定の3級と比較すると、Basicはやはり知識問題がないことが大きな差だという。「試験対策は実技だけでよく、試験範囲が限定される分、半期の演習に対応させることができます。知識対策にはもう半期、つまり通年の演習でないと難しい。さらにBasicでは、試験範囲と設問内容がより明確であることから、3級よりも指導しやすい利点があります」
こうした段階制(級別)の検定試験の良い点は、取り組みやすい級から順に受けてステップアップしていけることである。入門級でも合格すれば大きな自信となり、次を目指すきっかけになる。Basicができたおかげで、3級に手が届かなかった学生にも目標を与えられるようになったという。
就職活動のPR材料にも
就職活動での自己PRの材料として、何らかの資格をもっているということは大きいが、「その資格を得るためにどんな努力をしたかも問われます。今回合格した学生は、大いに自信を持ち、さらに3級以上の上位級を目指してくれています」。梶木准教授は、指導者として今後のフォローアップの重要性をさらに実感している。
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日商PC検定試験
甲子園大学
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