受験希望者増加の理由
「90点、90点、100点・・・」
試験終了後、パソコンの管理画面に受験した生徒たちの得点が並ぶ。試験が正常に終了したかの確認が建前だが、指導者としての成果を確かめる瞬間でもある。アビバキッズ中山教室(愛知県田原市)の代表・古川幸宏氏は、教え子らの合格点に胸をなでおろす一方、受験者である中学生の吸収力のよさにあらためて驚かされる。 |
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| 熱心にパソコン画面に向かう中学生ら(愛知県田原市のPCスクールで) |
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このところ、日商PC検定試験を取得する中学生が増加している。商工会議所の検定試験は、級にもよるが基本的には実務スキルを前提にした試験で、中学生にとっては珠算を除けば馴染みが薄いことの方が多い。日商PC検定試験も、進展するネット社会でのビジネス面でのパソコン利活用能力を問うものである。
なのに、なぜ受験者が増えているのか。古川氏は理由を挙げた。
「親御さんがIT活用の重要性を理解できる世代になってきたことが大きいでしょう。若いうちからパソコンに慣れ親しむ重要性を分かっている。それに、高校進学に備えて特技はいくらあってもいい」
そこには内申書対策としての資格取得、親の切実な思いも垣間見えるが、わが子に眠るあらゆる才能を早くから引き出してあげたいという率直な願いも大きいのだろう。
続けて、同氏は受験者増のもう一つの理由を指摘する。
「商工会議所の検定試験は、簿記をはじめライセンスとしての価値が大きく魅力的で、頑張って勉強する価値があるが、実務的な要素が大きいので中学生の受験は難しかったのも事実。しかし実務経験不要の新級(Basic)が創設されたことで中学生でもぐんと受験しやすくなった」
Basic(基礎級)は、3級までの学習過程での達成度を確認できる新級として今年の1月に創設された級である。知識科目がなく、一問一答形式で上位級と比べ解答しやすい。公式テキストにも模擬問題プログラム(CD-ROM)が貼付されており、初めての受験でも事前に出題形式にも慣れておくことができるよう工夫が凝らされている。
「ほとんど全員の生徒が、合格すると学習意欲がさらに増すんです。これが検定試験の最も大事な効果かもしれませんね」
成功体験をばねに上位級や他分野の合格を目指す生徒が非常に多いという。中学生のやる気や才能を引き出すきっかけとしても日商PC検定は活かされているようだ。 |
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<関連情報>
日商PC検定試験Basic
アビバキッズ中山教室
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