※「解答状況」は動作しません。

解答状況

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

知識問題

実技問題

分析問題

試験問題

 

[1]知識問題

次の文章の空欄に最も適切な語句を、それぞれの語群から選びなさい。

1問

販売管理ソフトや購買管理ソフトなどの業務ソフトと会計ソフトとの間に機能がある場合には、これらの業務ソフトで処理した売上や仕入、売掛金やの会計データを会計ソフトに取り込むことができる。

2問

売掛金の回収が遅れているときは、その分が減少する。買掛金の支払を遅らせれば、その分が減少する。

3問

仕掛品や製品などの期末評価額が高くなると、その分だけが増加することになる。

4問

減価償却費は、を伴わない費用である。

5問

すでに確定した電子会計データが、によって更新されないようにするために、いくつかの会計ソフトには特定の日付を入力すると、その日付以前の会計データのや更新ができないようにする機能がある。

6問

会計ソフトでは製造原価報告書を作成するために、期末材料棚卸高や期末棚卸高などを入力しなければならない。

[2]実技問題

株式会社Nテクノロジー(以下「当社」という)について、次の資料にしたがって2006年5月の必要な会計処理を行い、資料の後にある設問に対して金額を答えなさい。なお、金額には消費税を含まないものとする。

【資料】

1.

会社の概要

 

会社名:

株式会社Nテクノロジー

資本金:

5,000万円

会計期間:

平成18年4月1日〜平成19年3月31日

業種:

精密機械の製造業

消費税:

課税事業者(本則課税)、税抜経理方式

 

2.

会計処理について

 

4月分の取引及び5月分の取引のうち、一部の取引についてはすでに入力済みである。また、会計処理にあったては、すでに入力済みの処理を参考にするとともに、新たな勘定科目や補助科目の追加は行わないものとする。

なお、5月分の取引ですでに入力が終了しているものは、次のとおりである。

  1. 4月分の電話料金の支払
  2. 次の4月分経費の総合振込による支払
    4月分材料代、4月分外注加工代、4月分運送費、4月分従業員等立替金精算、4月分文具代
  3. インターネットバンキング手数料
  4. 4月分売掛金の回収
  5. 4月分給料の支払
  6. 労働保険料の支払
  7. 電気料金、水道料金、ガス料金の支払
  8. 次の5月分経費の未払計上
    運送料、営業旅費、営業雑費、製造雑費、電話料金、文具代、電気料金、水道料金、ガス料金、労働保険料事業主負担額
  9. 5月分減価償却月割額

 

3.

商品の販売

 

顧客からの注文により、精密機械を製造販売している。売上高は、その月に完成・出荷したものを月末に計上している。販売代金は、翌月10日までに当社の普通預金口座に振込入金される。

製品の販売は、販売管理ソフトにより管理している。顧客ごとの売掛金管理は、販売管理ソフトで行っているため、売掛金勘定に補助科目を設けていない。

販売管理ソフトから出力した5月分の販売高合計は、次のとおりである。

 

4.

材料および外注加工費について

 

材料を仕入先から購入し、その加工を外注先に依頼している。材料購入額および外注加工費は、その月に購入または発生したものを月末に計上している。代金は、翌月10日までに同社の指定口座にインターネットバンキングを利用して総合振込をしている。

材料および外注加工費は、購買管理ソフトにより管理している。仕入先および外注先ごとの買掛金管理は購買管理ソフトで行っているため、買掛金勘定に補助科目を設けていない。

購買ソフトから出力した5月分の材料購入額合計および外注加工費発生額合計は、次のとおりである。

 

 

5.

役員報酬・給料手当について

 

 

当社の給与計算期間は、毎月1日〜月末までであり、翌月15日にインターネットバンキングにより各従業員等の口座に振込んでいる。なお、毎月末に当月発生分の給料等を未払計上している。

5月分の給与明細一覧表(合計部分)は、次のとおりである。なお、役員報酬及び給料は販売費・一般管理費として処理し、賃金は製造原価として処理するものとする。

給与明細一覧表(5月・合計)

 

 

 

6.

法定福利費について

 

 

当社は、毎月末に当月分の健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料の事業主負担額を未払計上している。事業主負担額は、役員及び従業員から預かる金額と同額とする。

 

 

 

7.

その他の支払等について

 

 

その他の支払等については、次の普通預金通帳から判断して処理しなさい。なお、行頭に「*」の付してある取引については、すでに入力済みである。

(注1)

源泉所得税の納付額であり、4月中に支払った給与等(3月分給料等)から徴収したものである。

(注2)

住民税の納付額であり、4月中に支払った給与等(3月分給料等)から徴収したものである。

(注3)

4月分の役員報酬および給料の支払額である。

(注4)

労働保険料の支払である。金額は、昨年度確定保険料と概算保険料の差額3,300円と当年度概算保険料330,000円の合計額である。昨年度の差額は、昨年度末に未払計上している。

(注5)

長期借入金の返済である。当社は、次の返済表(抜粋)にしたがって長期借入金を返済している。

(注6)

4月分の社会保険料の支払額である。(4月分の社会保険料の未払計上額および従業員預り金額については、すでに入力済みの電子帳簿書類の記録から判断すること。)

(注7)

前期確定法人税等の納付額である。同額を前期末決算において未払法人税等勘定に計上している。

(注8)

前期確定消費税等の納付額である。同額を前期末決算において未払消費税等勘定に計上している。

 

 

 

8.

月末在庫について

 

 

材料は、在庫管理ソフトにより管理している。材料の5月末在庫金額の合計額は、次のとおりである。

また、原価計算は表計算ソフトにより行っており、仕掛品と製品の5月末在庫金額の合計は、次のとおりとなった。

7問

現金預金合計の5月末残高はいくらか

8問

製品の5月末残高はいくらか

9問

仮払消費税の5月末残高はいくらか

10問

長期借入金の5月末残高はいくらか

11問

5月末の流動資産合計はいくらか

12問

5月末の総売上高はいくらか

13問

5月末の期首製品棚卸高はいくらか

14問

5月末の役員報酬はいくらか

15問

5月末の給料手当(製造費用)はいくらか

16問

5月末の販売費・一般管理費合計はいくらか

[3]分析問題

株式会社S商事の次の資料にしたがって、株式会社S商事の状況を説明した下記の文章の空欄に最も適切な語句を、それぞれの語群から選びなさい。

【資料】

1.

会計ソフトから出力した実績資金繰り表(平成18年4〜6月)

 

実績資金繰り表(単位:千円)

 

2.

留意事項

 

(1)

4月に新製品を発表したので、同月に多額の広告宣伝費の支出があった。

(2)

5月に400千円の税金の納付があった。

(3)

5月にG銀行から1,000千円の追加借入れを行った。この借入金の返済は、利息を含めて6月から開始している。

(4)

上記(3)により借入れた資金は、6月に賞与500千円の支給と備品500千円の購入にあてられた。

(5)

得意先Hの経営不振により、6月の売掛金回収額が予定を大きく下回っている。

17問

の経常収入が他の月に比べて最も少なかった原因は、の減少である。

18問

5月の経常収支差額がとなった原因の一つは、である。

19問

5月のその他の収入はによるものである。

20問

のその他の支出が他の月に比べて最も多かった原因は、借入金返済額の増加とである。

21問

人件費が最も多かったのは6月で、があったからである。

※本模擬試験問題は、採点はできません。