電子会計実務検定試験、いよいよ始まる (平成17年9月21日:横浜) |
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企業の現場で会計ソフトを活用できる人材育成に資することを目的に創設した「電子会計実務検定試験」は、平成17年9月21日、初級試験を開始いたしました。 本格的なネット社会を迎え、企業の会計実務では、パソコンソフト等の活用による電子会計が、業種・業態、企業規模を問わず普及しています。会計ソフトの取り扱いはもとより、そこから得られる会計情報を、いかに分析・活用していくかが重要であり、これを実践できる人材の育成が急務といわれています。電子会計実務検定試験は、そういった人材育成を推進する強力なツールとして、大きな期待が寄せられています。 今回始まった初級試験は、企業の経理担当者、NPO、公益法人などで会計実務に携わる方々や、会計部門で働くことを希望する方々向けのレベルです。今後は、会計実務及び財務責任者向けの中級、主に経営者向けの上級と、試験レベルを順次拡大していく予定です。 横浜市の試験会場では、会計部門への就職を希望しており簿記も勉強中の3人の学生さんが受験しました。3人からは、「証憑書類や通帳が画面に表示され、入力や確認のために画面をスクロールするのに苦労しました。受験に当たっては、実際の試験と同じように画面を使っての反復練習が必要だと思います」「回答済みの問題は色が変わって表示されるので、どの程度まで試験が進んでいるのか分かりやすいです」「試験結果がすぐ出るのがいいですね」などの感想をお寄せいただきました。
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