第98回簿記検定試験問題の出題の意図

 商工会議所の簿記検定試験は、簿記の普及向上を図り、もって企業経営の健全化と経済社会の発展に寄与する目的で実施され、第98回を数えるに至っている。この間、経済社会の変化、会計制度の変革、会計手法の改革、管理手法の進展などに対応し、簿記検定試験の内容を一層充実するため、「簿記検定試験出題区分表」および「簿記検定試験許容勘定科目表」を絶えず見直すとともに、出題の内容にも工夫を重ねてきたところである。
 最近の一連の会計改革にみられるように、会計はいま急速な変化の過程にある。これに対応して、簿記検定試験が社会的・公共的評価とその意義を高めていくためには、会計の変化に合わせて簿記検定試験の内容を充実する必要がある。これに対して、受験者の間には過去の出題パターンを機械的に暗記すれば事足りるとする風潮がみられなくもない。出題形式を変えたり、新しい分野を出題した場合には、合格率が低下するのはその証左といえる。
 受験勉強に当たっては、過去の出題傾向にとらわれることなく、「簿記検定試験出題区分表」の出題範囲全般にわたって学習することが望まれる。
 そこで、この度、受験者の学習の手助けになるように、第98回簿記検定試験の1級・2級・3級について、各問ごとに出題の意図を公開することとした。 
 是非、これを参考にして一層研鑚されることを期待している。


・第98回簿記検定試験 1級
・第98回簿記検定試験 2級
・第98回簿記検定試験 3級

第101回簿記検定試験出題の意図
第100回簿記検定試験出題の意図
第99回簿記検定試験出題の意図